Vol.8 熱いぞメキシコ! オーセンティックなメキシカンレストランで味わう究極のタコス
會話力低下の兆しの一つに、「以前話したことを忘れて、同じ話を繰り返ししてしまう」というのがある。それが進行すると、「人から伝え聞いた話をまるで自分の知識のようにひけらかす」という症狀になる。それがさらに悪化すると、「話を教えてくれた人に対して、自分の知識としてその話を教え返してあげる」という事件が起きる。
最近私はこの最終形を「今、メキシコが熱い」でやってしまった。そこで、この場を借りてAさんに話をパクったことを謝罪すると共に(ごめんなさい_| ̄|○)、「(経済発展の將來性の點で)メキシコが熱い」から「上海で今メキシコ(料理)が熱い」に話をすり替えて、自分のネタに落とし込んでうやむやにしてしまおうという作戦である。
ということでvol.8、流行りのメキシカンレストランをいざ、突撃取材。
場所は富民路。名前からして景気が良さそうな通りだ。歐米人が多く行き交う所なので、萬が一英語で道を聞かれた時、「私は英語が話せません」と即座に答えられるよう、頭の中で繰り返し英文を唱えながら店へと向かった。
☝︎店の前には謎のダイイングメッセージが😯「Chris」が事件の鍵を握っているらしい
営業時間:(月〜木・日)11:00-24:00
(金土)11:00-翌2:00
豊富なタコスメニューで話題のオーセンティックなメキシカンレストラン。リーズナブルな値段設定と、カジュアルな雰囲気で、歐米人からの支持も熱い。なお、平日は日替わりでお得なハッピーアワーを設けている。
☝︎歩いて喉が乾いたので、早速この店のイチオシアルコールメニュー「フローズンマルガリータ(イチゴ味)」を注文した。同行者のP子は隣の歐米人が飲んでいたサングリアをチョイス。シャリシャリのフローズンで一気にクールダウン🐧♫爽快〜〜〜
☝︎お通しでチップスが出されるので、自分でサルサをセルフコーナーに取りに行く仕組み
と、ここで、せっかくなので、タコスとサルサの基本を復習してみよう。これさえ知っていれば、メキシコ料理屋で相當スマートに振る舞えるはず。
メキシコの國民食で、トウモロコシから作られる 「トルティーヤ」 と呼ばれる皮に、様々な具材をのせてサルサ(=ソース)をかけて包んだもの🌮小麥で作られる「フラワートルティーヤ」 、油で揚げた 「ハードシェル」と呼ばれるトルティーヤもある。
小さくカットした牛肉とハーブが入ったメキシコで最もポピュラーなタコス
細長く裂いた豚肉に玉ねぎやハーブを合わせたタコス。カエサルが最期に発した「……お前もか」ではない
ケバブのように回転させながら焼いた豚肉にパイナップルをトッピングしたタコス
リーテ・ラトバリタナ・ウルス
アリアロス・バル・ネトリール
ラピュタ語で「我を助けよ、光よ甦れ」の意。シータがおばあさんから教わった呪文
タコスに欠かせないのがサルサだ。ちなみに「サルサ」はソースの意味なので、「サルサソース」と呼ぶのは誤りである。
①サルサ・ロハ
トマト、唐辛子、コリアンダーなどを使って作られる、超定番のソース
②チポトレマヨネーズ
スモークした唐辛子・ハラペーニョを使用したサルサにマヨネーズをミックスしたもの
③サルサ・ベルデ
ほおずきの仲間・トマティーヨと唐辛子・ハラペーニョが原料。かなり辛い🔥
④トマト・サルサ
トマト、コリアンダー、玉ねぎを刻み、ライムやレモンで味を整えたサルサ
⑤スライス・ハラペーニョ
唐辛子・ハラペーニョを酢漬けにして刻んだもの
⑥サルサ・クルダ(メヒカーナ)
生トマト、玉ねぎ、唐辛子、コリアンダーを刻んで混ぜたもの
チャタンヤラクーサンクー
漢字で「北谷屋良公相君」と書く空手の形。清水希容選手が得意とし、東京オリンピックでは銀メダルを取った際に演じられた
☝︎カルネアサーダ(35元)。スパイスが効いた柔らかな牛肉にレモンを絞ってさっぱり頂こう
☝︎クリスピー豆腐タコス(30元)。何のことかと思えば、揚げ豆腐入りのタコスだ。具材ってなんでもありなのね
山盛りの「スライス・ハラペーニョ」なんてそうそう出會わないし、取り放題だったので、無理して食べ過ぎてしまった。結果、體の中が熱い。やっぱり、熱いぞ、メキシコ。
店を出ると、富民路、長楽路、延慶路が交わる三叉路に出くわした。悩んだ末、3つの道の中で一番マニアックそうな「延慶路」を散策してみることに。
☝︎雑貨屋、カフェ、古い建築物が入り混じった、なんだかやたら楽しい延慶路。よく考えてみれば可愛い顔したマルガリータはテキーラベースのお酒なので、単に酔っているだけかもしれない。とにかく、今日も大満足の取材であった。
たくさんの方から「毎日よく街歩きしてるね〜」と言われますが、流石にそんなに暇人でもないので、実は手の空いた日にまとめて2〜3個ネタを拾っています🤓そのため1スポットに掛けられる時間は短く、駆け足での街歩きになりますが、どこに行っても楽しい発見があって、林家●ー・●ー子のように寫真を撮りまくってます。しかし、実際に見た景色は素晴らしいものなのに、編集してみるとイマイチだったり。。もっと綺麗な寫真が撮れるよう、研究してみますね。では〜
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