7月23日公開の映畫『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が順調な興行成績を挙げている。當初はメインキャストの1人である東出昌大が起こした不倫騒動の悪影響が不安視されていたが、コロナ禍による公開延期が功を奏したか、ここまでは「問題なし」と言っていいだろう。
7月23日上映的電影《行騙天下JP 公主篇》票房成績理想。當初曾一度擔心主要角色之一東出昌大的出軌騷動會給影片帶來負面影響,但或許是因為新冠疫情導致影片延期上映的效果,目前為止可以說是「沒有問題」。
東出は同作のプロモーションで、情報番組『ノンストップ! 』、バラエティの『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』に出演。さらに2018年放送のドラマ『コンフィデンスマンJP』が全國各地で再放送され、2019年公開の映畫『コンフィデンスマンJP ロマンス編』も地上波テレビ初放送されたが、東出をバッシングする聲はそれほど聞こえてこなかった。
為宣傳電影,東出出演了情報節目《NONSTOP!》和綜藝節目《藝人認真思考了!整蠱GP》。再加上2018年的電視劇《行騙天下JP》在日本全國範圍重播,以及2019年上映的《行騙天下JP 浪漫篇》首次在電視播出,(如此多的曝光之下)網上對於東出的責難之聲卻並沒有想像中那麼多。
その東出は今月1日に離婚を発表したが、元妻の杏が寛大な対応を見せたこともあって、ここでも以前ほどのバッシングはなし。今秋公開の映畫『おらおらでひとりいぐも』『スパイの妻』への出演も控えているなど、世間の顔色をうかがいながらではあるものの、ほぼ本格復帰と言っていいだろう。
東出和杏的離婚消息於本月1日公布,由於其前妻杏的態度比較寬容,這一消息公布後對東出的責難也比想像中要少。他出演的《我啊,走自己的路》、《間諜之妻》都將於今年秋季上映,雖說一舉一動還要留意大眾的態度,但幾乎可以說是已經正式回歸了。
行騙天下確定將拍攝第三部劇場版↑
一方の唐田えりかは、ここまで復活の兆しゼロ。週刊誌記者や芸能レポーターたちが唐田の近況を撮り、インタビューをしようとしているが、その姿を見かけることはない。
另一邊的唐田英裡佳卻毫無復出音訊。周刊雜誌記者和娛樂記者想就唐田的近況進行拍攝和採訪,但卻不知她人在何處。
しかも、東出と杏の離婚が成立したことで、「悪女」という見方を覆すことが極めて困難になってしまった。騒動から半年以上が過ぎた今も、厳しい狀況が続いていることは間違いない。
再加上東出和杏離婚,唐田英裡佳的「壞女人」形象已經深入人心,更難顛覆了。在出軌騷動發生半年以上的今天,她的現狀無疑依舊嚴峻。
見る人の感情を動かす「魔性の女」
撥弄觀眾感情的「妖女」
しかし、私の知る映畫監督やプロデューサー、民放各局のテレビマン、芸能事務所のマネージャーなど業界関係者たちに話を聞いてみたところ、大半の人が「唐田えりかは女優として復活できる」という見立てをしていた。
不過,筆者就唐田復出詢問了熟悉的電影導演、製片人、各民放電視臺工作人員以及經濟公司的經紀人等業界相關人員後,其中過半的人都認為「唐田英裡佳能夠作為演員復出」。
たとえば、ある民放局のプロデューサーは、「しばらくテレビは難しいかもしれませんが、映畫や舞臺への出演なら今すぐにでも可能でしょう」とまで言っていた。
比如某民放電視臺製作人就表示:「雖說短時間內上電視還比較難,但電影或者舞臺劇是現在馬上出演也可以的」
數年前から不倫に厳しい論調が続いているにもかかわらず、なぜ業界內で唐田を望む聲があがっているのか?
從幾年前開始,人們對出軌的態度就一直很嚴苛,但為何娛樂業界對唐田的期望越發高了呢?
最大の理由は、「唐田の若さと悪女というイメージにある」という。そもそも女優にとって「悪女」や「魔性の女」というイメージは悪いものとは言えず、むしろ武器になりうるもの。大ヒット中のドラマ『半沢直樹』(TBS系)を見てもわかるように悪役は重要であり、憎たらしいほど見る人の感情移入をうながし、作品への熱が増していく。つまり、「唐田が悪女を演じるだけで見る人の感情が動きやすい」ということだ。
最大的理由是「唐田年輕,並擁有壞女人的形象」。原本對於女演員而言「壞女人」或「妖女」就不是什麼壞印象,倒不如說是她們的武器。看看熱播劇《半澤直樹》(TBS電視臺)就能明白反派的重要性,越是令人憎惡,觀眾的代入感越強,作品的熱度就會越高。也就是說,「觀眾只要看到唐田飾演壞女人的角色,情感就很容易被帶動」。
かつては、大竹しのぶ、高岡早紀、斉藤由貴らが「魔性の女」などと言われ、そのイメージは女優業へのオファーや評価につながっていた。たとえば斉藤由貴は2017年に三度目の不倫疑惑を報じられたが、バッシングを受けながらも女優業が中斷されることはなく、現在まで多くの作品に出演し続けている。
過去,大竹忍、高岡早紀、齊藤由貴都曾被稱為「妖女」,這一印象影響了她們被邀請飾演的角色以及人們對她們演技的評價。比如2017年齊藤由貴被報導疑似第三次出軌,雖然備受批判但演員工作沒有受到影響而中止,現在也繼續出演著眾多作品。
斉藤と言えば、1980年代に清純派として売り出され、妻のいる男性に引かれてしまうというギャップがたびたび話題となっていた。清純と魔性は紙一重であり、「清純な人なのになぜ?」ではなく、「清純な人だからこそ、むしろあやまちを犯しやすいのでは?」と思わせている。
齊藤由貴是20世紀80年代作為清純派受到人們喜愛的演員,這和她時不時因為和有婦之夫的婚外情成為話題存在反差。清純和妖媚一紙之隔,這讓人們不會去想「明明是清純的人為什麼會做出這種事?」,而是覺得「正因為清純才更容易犯下這種錯誤吧?」
「悪女」として生き抜く覚悟はあるか
是否有作為「壞女人」生存下去的覺悟
その「清純と魔性は紙一重」は唐田も同じ。のどかな田舎町で生まれ育ち、マザー牧場でのアルバイト中にスカウトされるなど、清純なイメージだった唐田が、よりによって妻のいる男性に引かれ、しかもSNSでにおわせ行為もしていた。
這所謂的「清純和妖媚一紙之隔」,唐田也同樣如此。在寧靜的鄉間出生長大,在「母親牧場」打工時被星探發掘,主打清純派印象的唐田,偏偏與有婦之夫糾纏在一起,甚至在社交平臺上偷偷秀恩愛。
そんなギャップを踏まえると、斉藤のように女優業を続けられる可能性は十分あるのだろう。実際、知人の映畫監督は、「不倫よりも、これだけのバッシングを受けたら、演技にも変化が出ると思います。もし一皮むけるのなら、まだ若いのだから楽しみ」と言っていた。
一旦產生這種反差,就非常有可能像齊藤那樣能夠繼續從事演員工作。實際上,相熟的電影導演也說:「比起出軌,因為出軌受到許多責難一事,會讓她在演技上發生變化。如果能夠從中蛻變,因為還年輕,未來值得期待」。
また、知人のテレビマンは、「唐田さんは以前のイメージと不倫のギャップがあったからここまで叩かれていますよね。もちろん不倫はよくないことですが、はからずも女優として演じられる役の幅が広がったのは間違いないですし、見る人たちが勝手に説得力を感じてくれるかもしれません」と語っていた。
此外,也有電視臺工作人員表示:「唐田正是因為之前的印象和出軌有反差才受到更多責難。當然出軌不是件好事,但作為女演員來說她的戲路無疑會變寬,可能觀眾自身都會感受到莫名的說服力」。
モラルの高さが求められがちな現在の芸能界では、「悪女が似合う若手女優」「若き魔性の女」と呼ばれる女優は少ないだけにニーズはあるはずだ。その意味で唐田は、「悪女と言われ続けても女優として生きていくのか」という問いを突きつけられているのかもしれない。
如今日本娛樂圈追求著較高的道德標準,很少有女演員走「適合壞女人角色的年輕演員」「年輕的妖女」路線,而這方面的需求是有的。因此從這一層面來說,唐田將面臨的問題是「是否有決心即使一直被當作壞女人也要作為演員生存下去」。
ちなみに、矢口真裡やベッキーは本格復帰まで時間がかかったが、これは無料放送である地上波バラエティへの出演が多いタレントだから。女優なら「まずは映畫と舞臺での復帰を果たし、演技の評価を得た上でドラマに復帰していく」という形が現実路線となる。
值得一提的是,矢口真裡和Becky之所以在出軌醜聞後花費了很多時間才得以復出,是因為她們之前活動的重心是免費的地上波綜藝綜藝。如果是女演員,「先通過電影和舞臺劇復出,演技得到認可之後,再回去拍電視劇」這種方式更有可行性。