人気マンガ「NARUTO-ナルト-」の岸本斉史さんが原作を手がける新連載「サムライ8(エイト) 八丸伝(はちまるでん)」が、13日発売のマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)24號でスタートする。2014年11月に約15年におよんだ「NARUTO」の連載を終え、約4年半ぶりの新作となる。銀河を舞臺に、SFと「侍」の要素を融合させた大河ロマンで、「NARUTO」で岸本さんのアシスタントを務めた大久保彰さんが作畫を擔當する。岸本さんは大久保さんについて「彼の絵に嫉妬した」「正直本當に負けた」といい、今回のタッグだからこそ「SFに挑戦できた」と話す。
人氣漫畫《火影忍者》作者岸本齊史構思的新作品《武士八丸傳》將在13日發售的漫畫雜誌《周刊少年JUMP》(集英社)24號上開始連載。2014年11月,連載近15年的《火影忍者》完結,這部時隔4年半的新作品以銀河為舞臺,是一部將科幻與「武士」元素相融合的傳奇故事,曾在《火影忍者》時期就擔任岸本助手的大久保彰此次擔當作畫。岸本評價大久保的作畫才能道「嫉妒他畫出的畫」、「講真我甘拜下風」,認為正因為此次能夠合作才敢「挑戰科幻作品」。
◇「NARUTO」は「やりきったけど、まだ完璧じゃない」
◇《火影忍者》是「盡全力完成了,卻並非完美」
「サムライ8 八丸伝」は、岸本さんにとって「NARUTO」以來、約4年半ぶりとなる新連載。生命維持裝置なしでは生きられないほど超虛弱ながら侍に憧れる少年?八丸(はちまる)を主人公に、銀河を股にかけた大河ロマンが描かれる。
《武士八丸傳》對岸本來說是《火影忍者》完結約4年半之後的新連載。這部作品的主人公是一位要靠生命維持裝置延續生命、超級虛弱卻懷揣武士夢的少年,作品將描繪少年走遍銀河各地的傳奇故事。
岸本さんが今回の新作の構想を始めたのは、14年11月に「NARUTO」の連載を終えてから約2年後だったという。それまでは、約15年におよんだ「NARUTO」の連載を終え、「疲れちゃっていて、マンガを描く気力がなくなっていた。マンガのことを考えたくない時期だった」といい、自身の子供との時間を過ごす日常だったという。
據說在14年11月《火影忍者》連載完結約2年後,岸本開始構思此次的新作品。在此之前,因為完成了連載長達近15年的《火影忍者》,岸本覺得「非常疲憊,完全提不起勁畫漫畫。那段時間不想考慮漫畫相關的事情」,每天都和自己的孩子一起度過。
「連載が終わった時は、やりきったという思いがありました。でも、僕の中で『NARUTO』はやりきったけれど、まだ完璧な作品じゃないという思いも心の奧にあって、そこが引っかかるところでもあった。『NARUTO』を描き終わるぐらいの時にやっとマンガの描き方が自分なりに分かってきた。だから、次の作品がもしまたできるのであれば、その反省點を生かせたらなと考えていました」
「連載結束的時候,我有一種終於大功告成的感覺。但我心裡有一點很在意,那就是《火影忍者》確實盡全力完成了,卻並非完美。在快畫完《火影忍者》的時候我終於明白了畫漫畫的方法。於是當時就想,若能有下一部作品,希望能夠運用到這些反省。」
そして、「またマンガが描きたいという気持ち」が芽生えてきた時、構想として浮かんだのが、岸本さんがずっと描きたかったというSFと侍というテーマだった。そもそも、岸本さんが「NARUTO」連載前、最初に「週刊少年ジャンプ」に投稿したのが侍マンガだったという。「それが受からなかったので、今回はそのリベンジ的な意味合いもちょっとあります」と話す。
萌發「想再一次畫漫畫」的念頭時,腦海中浮現出的構思就是岸本一直想要描繪的科幻與武士題材。說起來岸本在連載《火影忍者》之前,最早在《周刊少年JUMP》上投稿的就是武士漫畫。他說:「因為當時的漫畫沒被接受,所以這回的作品也帶點想要扳回一城的意思」。
◇「正直負けた」と思うほどの畫力 原作者に徹した理由
◇「讓我甘拜下風」的繪畫功力 是決定不自己作畫的理由
「サムライ8 八丸伝」では、原作者である岸本さんがネームを手がけ、大久保さんが作畫を擔當する。アシスタント時の大久保さんの成長の早さに驚かされた岸本さんは、「NARUTO」連載時點で「連載が終わったら、いつになるか分からないけど組んでやろう」「自分がネームを描くから一緒にやらないか」と聲をかけていたという。「絵が描きたくてマンガ家になった」といい、高い畫力に定評がある岸本さんが原作に徹した理由は何だったのか。
《武士八丸傳》中,岸本負責漫畫分鏡大綱,大久保擔任作畫。岸本吃驚於當年還是助手時大久保成長的速度,在連載《火影忍者》的時期,岸本就有提出「連載結束之後,有機會就合作吧!」,「我來畫分鏡大綱,一起幹不?」。「因為想要畫畫所以成了漫畫家」,因繪畫功力高超頗受業界好評的岸本為什麼會選擇只負責分鏡大綱?
「僕は絵を描くのがすごく好きなのですが、その思いが強すぎて……。『NARUTO』でも自分なりにこだわって描いたんですけど、週刊連載で僕の絵だと締め切りを確実に守れないということがデータ的に出たんです。また、今回作畫をやってくれる大久保君が本當に絵がうまくて、彼の絵が世に出るのであれば、原作者になってもいいと思いました。『原作をやらせてください』という、それぐらい彼の絵に嫉妬したというか、結構悔しいというか、正直本當に負けたなと思ったんです」
「我非常喜歡繪畫,這種執念過於強烈……。《火影忍者》時期我儘可能按自己的標準來畫,但周刊連載過程中,發現按我自己的節奏畫確實無法保證交稿期限。而這回擔當作畫的大久保繪畫功力超群,如果能讓他的畫被大家看到,那我負責分鏡大綱也可以。雖說我自己提出'請讓我來負責故事分鏡',但實質上是對他的繪畫才能嫉妒了,非常不甘心,我真的是甘拜下風。」
岸本さんは大久保さんの絵の魅力を「溫かみがある」と表現する。新作では、侍同士の斬り合いなど殺伐としたシーンも登場するが、少年誌での連載ではやはり「子供たちに読んでほしい」という思いが強いという。そんな中で、大久保さんは「どんな絵を描いても溫かみがある。どんなシーンを描いても殺伐としない」と岸本さん。
岸本形容大久保繪畫的魅力為「有人情味」。在新作品中有武士們互相廝殺的殺戮場景,但因為是在少年雜誌上連載,還是「想讓孩子們看」。而岸本認為大久保「所繪的所有畫面都有人情味,任何場景都不會顯得殺氣騰騰。」
◇「リスクがある」作品への挑戦
◇挑戰「有風險」的作品
「サムライ8 八丸伝」の第1話のネームを見ると、SFということもありメカニックや見慣れない用語が登場したりと情報量が多い。岸本さんはストーリーを作る上で「『NARUTO』の時とは違って難しい」と話す。
從《武士八丸傳》第一話的分鏡看,科幻的元素方面、機械方面有許多不為大眾熟知的用語,信息量巨大。岸本在創作故事的時候感到「和《火影忍者》那時不同,壓力很大」。
「SF的なものは、初見の人が見るとやはり『分からない』となってしまう。その世界観に入るまでに時間がかかるんです。SFを選んだ時點でそういう弊害が出てくるのは認識していました。僕は作品を『作る=伝える作業』と考えていますが、分かりにくいものは伝わらない。伝わらないものを描いている時點ですごいジレンマがありました」
「科幻作品肯定會讓第一次看的人'雲裡霧裡'。需要時間進入作品的世界觀。選定科幻題材的時候,我已經做好出現這種弊端的心理準備了。我認為「創作一部作品=傳遞相應信息」,難以理解的東西就無法傳達,而選擇描繪難以傳達的東西之時,我就已經進退兩難,只能直面困難了。」
岸本さんは「この作品はすごくリスクがあります。僕が新人だったら、そもそもSFは選ばない」と話す。それでも挑戦をしたのは、「『NARUTO』の作者だったら無理してでもちょっとは我慢して読んでくれるかな」というこれまで積み上げた土臺と、絶大な信頼を置く大久保さんの存在があった。また、作品を作る上で「世の中の流れを意識している」といい、「SF×侍」という世界観で「伝えたいものがある」と力を込める。
岸本說「創作這部作品十分冒險。如果我是個新人的話,絕對不會選擇科幻題材」。即使如此岸本選擇挑戰,是因為他擁有長久積攢的人氣與讀者極大的信賴「因為是《火影忍者》作者的作品,(即使不喜歡科幻的內容)還是勉為其難看一下」。另外岸本在創造作品時,「會有意識地結合現在社會的形勢」,「科幻&武士」的世界觀中應該有他想要「傳達的東西」。
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