★ある事柄を話題とし、主題とすることを表わす。
★以某事項為話題,提示主題。
〔といえば〕
▽臺風といえば、伊勢灣臺風の恐ろしさを今でも思い出す
說起颱風啊,到現在還能想起伊勢灣颱風的可怖
▽この店は味はいいが、料金が高いことが不満といえば不満だ
要說不滿還是有不滿的。這家店雖然味道很好,但是價錢也太貴了
〔というと〕
▽(1)登山というと大げさだが、月に何回か山歩きをする
說是登山就太誇大了,只是每個月都去山上散步幾回
▽「高橋さんからお電話がありましたよ」「高橋さんというと、例の旅行會社の人ですか」
「高橋來過電話哦」「高橋的話,是之前那個旅行社的人嗎?」
〔といったら〕
▽毎日仕事に追われ、自由な時間といったらただの一分もなかった
每天被工作壓迫,要說可以自由支配的時間的話甚至連一分鐘都沒有
▽ここから見る夜景といったらそれはもうすばらしいの一言に盡きる
要說從這兒看到的夜景是什麼樣,只能評價一句太美了
〔となると〕
▽女性の學者や醫師は珍しくなくなったが、女性の學長や病院長となると、まだ少數のようである
雖說女性學者或醫師逐漸變得不那麼少見了,但要說女性校長或者院長的話,似乎還是不多
▽休日ともなると、一日中カンバスに向かったままだ
要說休息日的活動,那就是一整天都面對著畫布
【1】「といえば」「というと」「といったら」は、…を話題にすれば、…に言及すれば、の意で、その場のだれかがすでに話題にしていたり、自分が心の中で思い浮かべていたりした事柄を積極的に自分から引き取って題目として提示し、それをきっかけに関連事項を述べていく表現である。
【1】「といえば」「というと」「といったら」是「如果將……作為話題」,「要是說到……的話」的意思,當時已經有某人將其作為話題,自己主動將自己心中聯想到的事項作為話題接著說下去,以此為契機講述關聯事項的表現。
【2】「といえば」には、「春といえば春だが風はまだ冷たい」のように、「XといえばX」の形で同じ言葉を繰り返す用法がある。これはXと言おうとすれば言うこともできる(言えないこともない)の意で、しかしXと言うほどでもないという否定の意が裡に隠されている。
【2】「といえば」可像「春といえば春だが風はまだ冷たい」這樣,以「XといえばX」的形式使用,重複同一個單詞。這要說是X的話也可以這麼說(也不是不能這麼說)的意思,其中隱藏著「也並不完全能稱作X」的否定性評價。
【3】「というと」には、相手の言った言葉を確かめるために、同じ言葉を反復するという用法もある(「というと」の例文(2))。この場合、同じ內容であれば同語の反復でなくてもかまわない。
【3】「というと」有重複同一詞句,以此對對方說過的話進行確認的用法。這種情況下,也可重複表示同一意思的不同詞句。
【4】「といったら」には、感嘆や驚きなどの話し手の感情が強く表われることが多い。
【4】「といったら」多會將說話人感嘆、驚訝等感情放大表現出來。
【5】「となると」は、他の三語とはかなり性格が異なる。動詞「なる」が、変化の結果ある狀態に達するという意味であることから、程度の軽い事柄のいくつかを経た上で、題目の事柄に到達した、という段階性を含んだ表現となっている。
【5】「となると」和其他三個用法語感有相當的差異。動詞「なる」由於含有變化的結果達到某種狀態的含義,因此用於表示程度較輕的某件事項在經過種種變化之後,到達作為話題中心的事項程度為結果,這種階段性的含義。
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