ブラームス國際コンクール ピアノ部門で日本人が1~3位獨佔

2021-02-28 NewsWebEasy

若手わかて音楽家おんがくかの登竜門とうりゅうもんとして知しられるオーストリアの「ヨハネス・ブラームス國際こくさいコンクール」で、日本にっぽんの三原みはら未紗みさ子ごさんがピアノ部門ぶもんで優勝ゆうしょうしたほか、2位いと3位いも日本人にほんじんが受賞じゅしょうするなど上位じょういを獨佔どくせんする活躍かつやくを見みせました。

「ヨハネス・ブラームス國際こくさいコンクール」は、19世紀せいきの作曲家さっきょくか、ブラームスにちなんで、毎年まいとしこの時期じき、オーストリア南部なんぶのペルチャッハで開ひらかれ、ヨーロッパの権威けんいあるコンクールの1つで、若手わかて音楽家おんがくかの登竜門とうりゅうもんとしても知しられています。

26回目かいめとなる、ことしのコンクールでは7日にち夜よる、ピアノ部門ぶもんの決勝けっしょうが行おこなわれ、神奈川県かながわけん藤沢市ふじさわし出身しゅっしんで、オーストリアのザルツブルクの音楽おんがく大學だいがくなどを卒業そつぎょうし、現在げんざい日本にっぽんで活動かつどうしている三原みはら未紗みさ子ごさん(30)が優勝ゆうしょうしました。
三原みはらさんは、NHKの取材しゅざいに対たいして「結果けっかに驚おどろいています。決勝けっしょうで演奏えんそうしたブラームスのピアノ協奏曲きょうそうきょく1番ばんは、長年ながねん演奏えんそうしたかった曲きょくであり、リハーサルのときから夢ゆめがかなった気分きぶんでした。今後こんごも演奏えんそうを通つうじて、音楽おんがくのよさを伝つたえていきたい」と喜よろこびを語かたっていました。

さらに2位いには東京とうきょう出身しゅっしんの尾島おじま紫穂しほさん、3位いには神奈川かながわ出身しゅっしんの石井いしい楓子ふうこさんが入はいり、日本にっぽんの音楽家おんがくかが上位じょういを獨佔どくせんする活躍かつやくを見みせました。

また、聲楽せいがくの部門ぶもんでは、東京都とうきょうと出身しゅっしんのソプラノ歌手かしゅ、櫻井さくらい愛子あいこさんが2位いに入賞にゅうしょうし、「自分じぶんの歌うたが伝つたわるか心配しんぱいだったが、2位いに入はいってびっくりした。今後こんご、海外かいがいで挑戦ちょうせんしたい」と話はなしていました。

8日にち夜よるには、ことしの優勝者ゆうしょうしゃの三原みはらさんらの演奏會えんそうかいが開ひらかれるということです。

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