世界的せかいてきにヒットしたハリウッド映畫えいが「ブラックパンサー」で主役しゅやくを演えんじたアメリカの俳優はいゆう、チャドウィック・ボーズマンさんが、がんのため亡なくなりました。43歳さいでした。
ボーズマンさんは、1976年ねんに南部なんぶサウスカロライナさうすかろらいな州しゅうで生うまれ、おととし公開こうかいされて世界的せかいてきにヒットしたハリウッド映畫えいが「ブラックパンサー」で主役しゅやくを演えんじました。
ボーズマンさんはこのほかにも、黒人こくじんの野球やきゅう選手せんしゅとして初はじめて大だいリーグりーぐでプレーしたジャッキー・ロビンソンさんや「ソウルミュージックの帝王ていおう」と呼よばれた歌手かしゅ、ジェームズ・ブラウンさんなど、著名ちょめいな黒人こくじんを描えがいた映畫えいがで本人ほんにん役やくを好演こうえんし、世界的せかいてきな評価ひょうかを得えていました。
AP通信えーぴーつうしんによりますと、ボーズマンさんは、4年ねん前まえに結腸けっちょうがんと診斷しんだんされ、俳優はいゆう業ぎょうを続つづけながら病気びょうきと闘たたかってきましたが、28日にちにロサンゼルスの自宅じたくで家族かぞくに見守みまもられながら息いきを引ひき取とったということです。
ボーズマンさんは、ハリウッドに対たいし、人種じんしゅ差別さべつに反対はんたいする映畫えいが作品さくひんへの出資しゅっしを訴うったえるなど、構造的こうぞうてきな人種じんしゅ差別さべつの撲滅ぼくめつを目指めざす活動かつどうにも力ちからを注そそいでいました。
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