中國のアニメーション映畫「大護法（Da Hu Fa）」（2017年）と同じクリエーターが製作した、漫畫家R·Cの作品を原作としたアニメ「大理寺日誌」の配信が先ごろ、動畫共有サイト・bilibili（ビリビリ）で始まった。10日の配信初日から、ネットユーザーの間で好評を博し、第2話まではコミュニティサイト・豆瓣のレビューは9.2ポイントと、大好評となっている。
《大理寺日誌》是一部盛唐國風探案國產動畫，以主管全國大案要案的大理寺為舞臺，大理寺眾人在白貓少卿李餅的帶領下，展開各種驚心動魄的破案冒險，向命運反抗，堅守自己內心正義的故事。「大理寺日誌」は、唐代の最盛期を描いた事件ものの國産アニメで、全國で起きた大事件を裁いた最高裁判所にあたる機関「大理寺」を舞臺にしている。少卿という官職にあるネコの李餅が先頭に立ち、命がけで事件の真相に迫り、運命に立ち向かい、正しいことを守り通す、ドキドキハラハラのストーリーが展開される。
同名漫畫を原作とする中國のオリジナル作品「大理寺日誌」は製作以來大いに注目を集めてきた。できるかぎり原作を忠実に再現しようと、製作チームは、R·Cを腳本製作に招いたほか、唐代に「タイムスリップした時のため」のガイドブック「唐朝穿越指南」の作者である森林鹿を歴史顧問として、天津大學の建築歴史・理論研究所の張凰梧準教授を古代建築顧問として招き、3年の歳月をかけて、唐代の様子をリアルに描き出すために全力を盡くした。
《大理寺日誌》對唐朝建築、風俗的還原得到了網友肯定，陳拾從定鼎門進入洛陽城，踏上的是直通皇城的天街，商販琳琅滿目，人群熙熙攘攘。一段鏡頭掃過，飛簷鴟尾，紅柱白牆，基本還原了唐代建築的宏偉壯闊。半壁衫裙，圓領官服，也大致還原了唐代服飾的形制形態。大到街景呈現，小到服飾、器物細節，無不顯示出製作團隊的國風情懷與匠心堅守。唐の時代の建築物や風俗の再現度は、ネットユーザーの間でも好評を博している。例えば、登場する農民の陳拾が、定鼎門から洛陽城に入り、皇城と直接繋がる天街を歩くと、露天商が並んでおり、そこは大勢の人々で賑わっている。また、畫面に次々と映し出される反り屋根や屋根の大棟の両端を飾る鴟尾、赤い柱、白い壁などは、スケールが大きく、威厳ある唐代の建築物がほぼ再現され、唐代の女性の服や官服などもおおむね再現されている。大きくは街並み、細かい點では服裝や小物などのディテールに至るまで、その全てから、製作チームの中國の歴史に対する熱い思い、匠の心がひしひしと伝わってくる。
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