ことしのノーベル賞の授賞式が日本時間の10日夜から11日の未明にかけて行われ、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となります。
ノーベル賞の授賞式は例年、平和賞はノルウェーの首都オスロ、化學賞や文學賞などそれ以外の賞はスウェーデンの首都ストックホルムに受賞者を招待して行われますが、ことしは新型コロナウイルスの影響でオンラインで開催されます。
このうち平和賞は、受賞するWFP=世界食糧計畫の本部があるイタリアの首都ローマで、日本時間の10日夜9時すぎ、メダルと賞狀がWFPのビーズリー事務局長に贈られます。
ビーズリー事務局長は受賞のスピーチも行う予定で、その様子はノーベル賞の公式サイトなどを通じて配信されます。
また、それ以外の賞については、受賞者が居住するドイツやアメリカなどで6日から9日にかけて授與され、その様子を撮影した映像が、ストックホルムの市庁舎で行われる式典で公開されます。
式典の映像は日本時間の11日午前零時半から、平和賞と同じようにノーベル賞の公式サイトなどで配信されるということです。
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ノーベル賞を贈る式 コロナウイルスのためオンラインで行う
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