【閒雲野鶴Y先生】
遇見·美好生活
歡迎來到Y先生日語俱樂部。
「書遊日本」系列是本俱樂部的特色板塊之一,借鑑清華大學出版社發行的《讀覽日本》一書。通過40篇短文帶大家書遊日本獨具特色的40個縣,同時附上小作文供各位做日語練習,旨在提高大家的聽、看、讀、寫能力。
日本の道のガイド----熊本県
熊本県は九州の中央部にあります。北東部の阿蘇火山と南西部の不知火海、この陸と海で燃える二つの火によって、古くは「火の國」と言われました。阿蘇國立公園は雄大な山嶽景観と溫泉、雲仙天草國立公園は美しいリアス海岸とキリシタン遺跡で、それぞれ人気を集めています。両者を結び、更に大分県の別府溫泉へ達するルートは、九州の代表的な観光コースと言えます。熊本城や水前寺公園のある熊本市は観光の拠點でもあります。菊地溪谷は大分県との境にあります、新緑と紅葉の名所です。バードウォッチングをする人たちにも人気の場所です。
翻譯:
日本道路導引----熊本縣
熊本縣位於九州的中央部。東北部的阿蘇火山和西南部的不知火海,根據陸地和海字面上的兩個,古代被稱作「火之國」。阿蘇國立公園是雄偉的山嶽景觀和溫泉,雲仙天草國立公園是美麗的裡亞斯海岸和天主教遺址,都十分受歡迎。連接兩者,再到達大分縣別府溫泉的路線,可以說是九州具有代表性的旅遊路線。熊本城和水前寺公園所在的熊本市也是觀光景點。菊地溪谷位於大分縣的交界處,是新生綠葉和紅葉的名勝。是鳥類觀察者很受歡迎的地方。
熊本城,別名銀杏城,與大阪城、名古屋城並稱日本三大名城。
熊本縣的自然人文
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これはもうそろそろ20年近くの前のことになる。
春先、近くの小學校のそばを歩いていたら、新入生らしくピカピカのランドセルを背負った児童が2人、向こうからやって來た。私の顔を見據えて、一人が出し抜けに、「せんせい、サヨウナラ」と晴れ晴れした聲で呼んだ。もうひとりも、つられるように。
「センセイ、サヨウナラ」と、いくらか小さな聲で言って通った。全く知らない子達である。びっくりしていると、背後から可愛い聲で、「先生だよな」「コウチョウセンセイかもしれないよ」と話して行くのが聞こえるから、一層驚いた。
校長先生と言う見立ては殘念ながら外れているが、「センセイ」と言うのは見事的中である。子供の直観は大したものだと舌を巻いた。それと同時に縁もゆかりもない小學生にも教師と見破られて、いささか複雑な気持ちでもあった。
その後、何度も同じようなことをくりかえして、よほど教師然としているのだろう、ひょっとすると我が教師業の全盛期?かもしれないと思ったりしたこともある。今でも、行きずりの小學生がこちらを正視すると、挨拶するのではあるまいかと、うっすら不安を覚える。20年前の後遺症である。
どうしたことか近年は、知らない小學生から先生扱いされることがなくなった。やっと教師の顔を卒業できたのか、と思っていた。
先日、あるところで雑談していたら、中の一人が、最近は先生に挨拶するのは幼稚園ぐらい。學校にそう言うしつけなくなったね、と言った。
そうであったのか、と思っていた。
外山滋比古「風の音」
翻譯:
這已經是差不多20年前的事了。
初春,我走在附近的小學旁邊,看到兩個背著閃閃發光的書包的孩子,從對面走了過來。凝視著我的臉,一個人突然高聲呼喊「老師,再見」。另一個似乎也收了他影響。
他小聲地說道:「老師,再見。」我完全不認識這兩個孩子。正覺得吃驚時,聽到背後傳來可愛的聲音,說「你是老師吧」「說不定是校長呢」,這使我更加吃驚了。
很遺憾,校長這個稱呼對我來說並不對,但說我是老師這一判斷還是正確的。孩子的直覺真了不起。與此同時,被毫不相識的小學生看出我是老師,心情有些複雜。
後來,同樣的事情發生了好幾次,有時候覺得,也許是我頗有教師風範吧,又或許現在是我們教師職業的全盛時期?即使現在,當過往的小學生正視這邊的時候,也會隱約感到不安,他會不會跟我打招呼呢?這是20年前的後遺症。
不知怎麼的,近年來,已經不再被不認識的小學生當成老師了。我想是不是我不再有一張教師的面孔了。
前幾天,在某個地方閒聊的時候,其中的一個人說,最近向老師打招呼的只是幼兒園那麼大的孩子。學校裡這種素質教育已經消失了。
我一直在想,真的是這樣嗎?
外山滋比古「風的聲音」
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