世茂グループとサンリオのコラボレーションにより、中國初のハローキティを主題とする室內型テーマパーク「ハローキティ上海タイムズ(中國名:Hello Kitty上海灘時光之旅)」が、3月末、上海の世茂広場に正式オープンする。今年の1月末から試験営業をしていたが、調整中のため一部のエリアのみ開放していた。今回は全面オープンとなる。
世茂広場の屋上に立つ看板
南京東路にある世茂広場は昨年リニューアルオープンしたばかり。「ハローキティ上海タイムズ」はその6階から8階の約6000平方メートルを佔める。入り口は6階にある。
入り口でキティちゃんなどのキャラクターが迎えてくれる
キティちゃんのほか、マイメロディ、バッドばつ丸、シナモロール、けろけろけろっぴ、ポムポムプリンなどのキャラクターも登場し、1930年代と1980年代の上海にタイムスリップして一緒に旅をしてくれる。館內には上海の昔ながらの家やお店、學校の様子などが再現され、子供をつれて散策したり寫真をとったりすることがおすすめ。
トラムを模したチケット売り場
6階は「摩登上海」、つまり現代の上海がテーマだ。グリーティングコーナー、タイムビサ発行処、タイムスリップの待合室などの撮影スポットが設置されている。7階は「童真年代」。家、朝食の屋臺、學校、少年宮、公園など、1980年代の上海の子供たちの生活圏が再現されている。8階は「十裡上海灘」で、1930年代の上海の街並みが再現されている。
80年代の學校の様子を再現。これは中國獨特の黒板アートだ。
80年代の朝食屋臺
上海獨特の建築様式、石庫門も再現
キティちゃんのおうち
また、「ハローキティ上海タイムズ」は、多くの上海地元のブランドとコラボレーションをし、上海限定のお土産を販売する。
30年代上海での人気化粧品、「雪花膏(保溼クリーム)」のお土産セット
ハローキティ上海タイムズ
・ 住所:南京東路829號 上海世茂広場L6、L7、L8
・ オープン時間:3月29日から
・ チケット:大人180元、児童140元