SF作家・劉慈欣の作品シリーズが初の漫畫化

2021-02-18 日本語每日學習

 「劉慈欣SF漫畫シリーズ」は、中國のSF作家・劉慈欣の小説を初めてシリーズ漫畫にした作品。劉慈欣の名作のうち中・短編小説14作品、長編小説1作品が収録され、2年以內に段階的に出版される計畫だ。そのうちの4作品、「流浪地球」、「郷村教師」、「夢之海」、「円円的肥皂泡」が今年6月末までに漫畫化され、出版される予定だ。

  《劉慈欣科幻漫畫系列》,是劉慈欣的小說首次被改編成系列漫畫,共收錄劉慈欣經典作品中的十四部中短篇小說和一部長篇小說,將在兩年內陸續出版上市。首次面世的是其中四部作品分別是:《流浪地球》、《鄉村教師》、《夢之海》和《圓圓的肥皂泡》,這一系列漫畫改編將在2021年6月底前完成創作。

 漫畫家チーム計26人は、フランスやイタリアなど海外の漫畫家のほか、張暁雨や楊偉林、呉青松、劉■(■は王へんに韋)などの中國の漫畫家から構成されている。各作品はシナリオと作畫、色付けの各パートをそれぞれの専門のクリエイターや漫畫家、カラーリング作家が擔當している。例えば、「流浪地球」の漫畫版のシナリオは、クリストフ・ベックが、作畫はStefano Raffaelが、色付けはブラジルのカラーリング作家が擔當するといった具合だ。

  漫畫作者團隊共有26人,既有來自法國、義大利等國際漫畫藝術家,也有張曉雨、楊偉林、吳青松、劉瑋等本土漫畫藝術家。每一部作品都由不同藝術家進行創作上的配合:一個專業漫畫編劇加一位繪者,再加上一位上色師。比如,《流浪地球》漫畫版的編劇是克里斯多福·貝克,繪者是史蒂芬諾·拉弗雷,從事黑白稿創作等,最後是來自巴西的一位上色師進行上色創作。

 第一弾に同4作品が選ばれた理由について、同プロジェクトをプロデュースする李贇氏は、「劉慈欣の初期の作品で、どれも短編小説。理解するのが比較的簡単で、分かりやすい。そのため、劉慈欣のSF世界の入門編作品と言える。ストーリーを大きく変えることはなく、原作のストーリーの構造や人的・文化的精神やコアとなるスピリッツなどがそのまま殘される」と説明する。

  為何首期推出這四本小說改編的漫畫作品?出品人李贇介紹,這四本是劉慈欣比較早期的作品,且都是短篇小說,理解起來較簡單、清晰,因此成為劉慈欣科幻世界的入門作品。同時他表示,漫畫不會隨意改動劇情,每一部都完整保留原著的故事主線,並延續原著的人文精神和思想內涵。

 そして、「映畫や舞臺劇などの関連コンテンツと比べると、漫畫コンテンツの特徴とメリットは、まず、製作コストが安く、製作周期も比較的短い點だ。次に、漫畫コンテンツは、絵畫アートの魅力と特質を備え、バラエティーに富んだ色彩、なめらかできめ細かなラインを通して、読者に絵畫アートの美しさを楽しんでもらうことができる。その他、映畫・ドラマ作品と同様、漫畫はスケールの大きな劇的なSFシーンを、具象的に、生き生きと、アート化して描寫することができる。これも、ラジオドラマなどのアートコンテンツにはないメリットだ」とする。

  與電影、舞臺劇等衍生內容相比,漫畫內容的特點和優勢在於:第一,製作成本低,製作周期也相對較短。第二,漫畫內容承載著繪畫藝術的魅力和特質,能夠以豐富飽滿的色彩、流暢細膩的線條,使讀者感受到繪畫藝術之美。另外,類似於影視作品,漫畫能夠具象、生動而又藝術化地呈現宏大震撼的科幻場景,這又是廣播劇等藝術內容所不具備的優勢。

 中國のSF漫畫の市場について、李氏は、「今の中國では、漫畫や映畫を含めたハイクオリティのオリジナルSFコンテンツはまだ限られている。そのため、各年齢層の人々のニーズを満たすことはまだまだできない。しかし、大量のハイクオリティのSFコンテンツが生まれるようになると、中國の人々、特に『目の肥えた』若い世代も、迷うことなくそれらを受け入れ、楽しむようになると確信している。その道は険しく厳しいが、未來は非常に明るい」との見方を示す。

  此外,對中國科幻漫畫市場李贇表示:「當下的中國,包括漫畫、電影在內的高品質的原創科幻內容還很少,還遠不能滿足各年齡段受眾的需求。可一旦有大批高品質的科幻內容湧現出來時,我相信以中國受眾、特別是青年一代受眾的高素質,他們會毫不猶豫地擁抱和欣賞這些高品質內容。道路是坎坷艱難的,但前景是光明遠大的。」


「人民網日本語版」《澎湃新聞》

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