【福澤諭吉(ふくざわゆきち)先生】大分県中津市
【福田充】
大分県(おおいたけん)中津市(なかつし)、午前は福澤諭吉先生の記念館を訪問しました。幕末(ばくまつ)、緒方洪庵(おがたこうあん)の大阪適塾(てきじゅく)での修行(しゅぎょう)、鹹臨丸(かんりんまる)による渡米、3度にわたる洋行の歐米留學、慶應義塾の教育、交詢社(こうじゅんしゃ)の設立(せつりつ)、新聞社の時事新報を設立し近代的ジャーナリズム(journalism)の確立(かくりつ)、その人生を改めて學び感激しました。瓦版(かわらばん)や小新聞(こしんぶん)ではいけない、政治経済を伝えオピニオン(opinion:世論、意見)を議論するジャーナリズムの確立を訴え時事新報を設立し、自らも社説を執筆(しっぴつ)しました。
・幕末(ばくまつ):江戸幕府の末期(まっき)。
・ジャーナリズム(journalism):新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどにより、時事的な問題の報道・解説・批評などを伝達(でんたつ)する活動の総稱。
・瓦版(かわらばん):江戸時代の日本で普及していた、時事性・速報性の高いニュースを扱った印刷物をいう。街頭(がいとう)で読み上げながら売り歩いた(peddle:呼び売り)ことから、読売(讀賣)ともいう。
・大新聞(おおしんぶん)と小新聞(こしんぶん)は、明治時代初期(1870年代 - 1880年代)に行われた、新聞の二大別。知識階級を対象に政論を主體としたものを「大新聞」、庶民(しょみん)向けに娯楽記事を主體としたものを「小新聞」と呼んだ。
近代科學、研究と実証に基づいた政治、経済、教育の運用、そのスタンス(stance)は現在の慶應義塾大學にも息づいています。非常にコンパクト(compact)によくまとまった記念館の資料展(撮影禁止)、茅葺き屋根のご実家を見學し、學びと気付きと元気をいただきました。やはり、福澤諭吉先生も慶應義塾も素晴らしい。
・スタンス(stance):ある行動をとる際の、姿勢や立場。
・息(いき)づく:生きている。
・コンパクト(compact):小さくまとまったさま。
・茅葺き(かやぶき)屋根(やね):茅(かや)を材料にして家屋(かおく)の屋根を葺く(ふく:茅で屋根を覆う)ことまたその屋根。
「茅葺屋根は、まさに日本の住まいの原點といえるでしょう。」
・學び:自分でしか手に入れることができない。
・気付き(づき):他人から得られるもの。
しかし今回一番大きな収穫(しゅうかく)、「明治14年の政変(せいへん)」については、改めて考えさせられました。學問、研究と科學技術、そして政治、政策との関係は現代も続く大問題です。本當にここに來てよかったです。午後は中津市文化會館で國民保護訓練研修會よろしくお願いします。
・明治十四年(1881年)の政変:開拓使官有物払下げ事件に端を発した明治時代の政治事件。大隈重信(おおくましげのぶ)一派が明治政府中樞(ちゅうすう)から追放された事件である
・する→させられる:beforcedto。來る→こさせられる。
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【國民保護訓練研修會】大分県中津市
【福田充】
昨日10月26日(月)午後はいよいよ、大分県(おおいたけん)中津市(なかつし)で內閣官房・國民保護訓練研修會の本番でした。タイトルは、「武力攻撃やテロなどから身を守るために〜大分県國民保護共同実働(じつどう)訓練を前に」。司會と講演をさせていただきました。內閣官房、大分県、大分大學病院、バス協會、イオンモール(aeonmall)など各ステークホルダー(stake holder)の皆さんがパネリスト(panelist)で素晴らしいご講演をいただき、後半はパネル(panel)ディスカッション(discussion)を行いました。テーマは①ステークホルダーの多機関連攜、②市民參加へのリスクコミュニケーション。
・ステークホルダー(stake holder):企業・行政・NPO(nonprofit:非営利団體。organization:組織。民間の、営利を目的とせず社會的活動を行う団體。)等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者を指す。
・パネリスト(panelist):問題を提起し討議する人。
・パネルディスカッション(panel discussion):討論形式の一つ。掲げ(かかげ)られた議題(ぎだい)について、精選された議論參加者たちが異なる意見を表明しながら討論を進める催し物である。
會場はコロナ対策で間隔を空けて會場満員ギリギリの300人超、WEB同時配信のハイブリッド(hybrid)開催でした。會場の皆様の意識も非常に高く、真剣に聞いてくださりました。病院のテロ対策、多數傷病者対策、バスなど公共運輸機関のテロ対策、市民避難のロジ対応、ショッピングモールのテロ対策、お客さんの避難體制について、普段はなかなか聞くことができない話を聞けました。
・ハイブリッド(hybrid):複數の方式を組み合わせた。
・ロジ(スティック)(logistic):物流の一連の流れを最適化し、さまざまな工程を一元化(いちげんか)して管理すること。
この研修會を受けて、來月11月はいよいよ內閣官房・國民保護訓練本番です。また大分(だいぶ)にうかがいます。引き続きよろしくお願いします。
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・android(アンドロイド)
・~をもってしても+~ない:~であったとしても、を用いたとしても。
「従來のどんな方法をもってしても解決できない問題。」
・~動詞+た+上(うえ)で。~名詞+の+上で。
・~動詞辭書形+べく:~するために:
「何とかしてこの研究を完成させるべく、今日も深夜まで調べ物をした。」
・あざとい(小聡明い):小狡いさま、抜け目のない感じのあるさま、やり方があくどい(程度を過ぎていやらしい、色や味がしつこい)さま、たちの悪い様子。
・あざとい女性:現代ではネット用語として広く使われるようになり、「計算で可愛さを演じたり裝った(よそおった)りして相手の気を引くような狀態」を意味しますが、本來の意味は少し違っています。
・いしょう(衣裝、衣裳):著物のこと。
・おさめる(治める):政治をする。統治する。「國を治める」
・がっちり:堅実(けんじつ)な。しっかり組み合っていて、すき間のないさま。
「あの子はお小遣いを使わず、前部貯金している。がっちりしているなぁ。」
・じっくり:時間をかけ念を入れて行うさま。
「教育問題にはじっくり取り組む必要がある。」
・せっちゅう(折衷、折中):両方の極端を捨て、ほどよい(程よい:都合が良い)ところをとること。いろいろなものからいいところを取り、一つに合わせること。
「和洋折衷」
・てっきり:まさに、間違いなく。
「彼女、結婚しているんですか。てっきり獨身だと思っていました。」
・わたる(渡る):そこを越えて向こう側に著く。
「あの橋を渡ってしばらく行くと、右に學校が見えます。」
・インテリ(ゲンチャ)(intelligentsia):知識階級。
「本當に教養のあるインテリと呼ばれる人が少なくなった。」
・エレガント(elegant):優雅(ゆうが)。すっきり(気持ちよくさっぱりしている)として上品なこと。
「日本人のようにエレガントに和食を食べたい。」
・
サモナー(summoner:召喚者、
リーグ(league:連盟)
オブ(of:の一部)
レジェンド(Legends:伝説的人物)
におけるプレイヤーを指す用語で召喚士の意味を持つ)
スペル(spell:呪文:じゅもん)
:マナ(mana:超自然的な力)を消費することなしに使用できる魔法のことです。
・ステージ(stage):舞臺。
・ステップ(step):物事の進行上の段階。「成功への第一のステップ」
・スプーン(spoon):匙(さじ)
・スペル(つづり:綴り)ミス:誤ること。
・フラッシュ(flash):短い距離を一瞬で移動すること。
・プライド(pride):自尊心。
・ルーン(rune):もともと呪術(じゅじゅつ)的、宗教的な文字である。
「サモナースペルとルーンを選んでください。」
・橫切る(よこぎる):橫の方向に通り過ぎる。一方の側から他方へ渡る。
「彼は駅前の広場を橫切って、こちらに向かって走って來た。」
・欠くべからざる:必要
・跨ぐ(またぐ):股(また)を開いて立つ。股を開いて超える。
「救助隊は倒れている木を跨ぎ(またぎ)ながら山の奧へ進んだ。」
・次第に:だんだん、徐々に。狀態が、時間の経過に従って緩(ゆる)やかに推移していく。
「次第に使われなくなる。」
・実子(じっし):実の子:自然の血縁(けつえん)のある子。
・手直し(てなおし):具合の悪い所や不完全なところを作り直す。「予算案の手直し」
・潛る(くぐる):物の下を(體を窄(すぼ)めるようにして)通り抜ける。
「この公園は、綺麗なバラのアーチ(arch:拱門:きょうもん)をくぐり、中に入るようになっている。」
・潛る(もぐる):全身水中に入る(はいる)。「海に潛る。」
・徴収(ちょうしゅう):法規、規約に基づいて、國家、団體などが、稅金、手數料、會費などを取り立てる。
「この會の會費は3ヶ月に1回徴収される。」
・直(ただ)ちに:すぐに。時間を少しも置かずに。
「上司に命令されたことは、直ちに実行する。」
・的外れ(まとはずれ):大事な點を押さえていないこと。「的外れの質問」
・獨り(ひとり)でに:自然に。作為や他からの働きかけ(自分の主張や要求が通るように、話し合いをしたりするなどすること)も無しに、自(おの)ずと。
「外國語の歌でも、毎日聞いているとひとりでに覚えてしまう。」
・読むべえ:印刷物をカメラで撮影し、その場で認識して読み上げるiOS用アプリである。
・內気(うちき):內向的な性格。気が弱く、人の前では、はきはき(はっきりしたものの言い方や振舞いをする様子)しない性格。
・熱中(ねっちゅう):物事に心を集中すること。夢中になってすること。
「小學生の息子はテレビゲームに熱中している。」
・塀(へい):フェンス(fence):家や敷地などにおいて、他との境界に設置する囲(かこ)いで、區畫、目隠し、防火、侵入防止の目的で設けられる工作物、障壁(しょうへき)。
「泥棒は、この塀を乗り越えて、侵入したらしい。」
・夢中(むちゅう):それに心を奪われ、他の事を考えない狀態になること。
「とても面白い小説で、初めから終わりまで夢中になって読んだ。」
・面影(おもかげ):心の中に浮かぶ姿。様子。「昔の面影が偲(しの)ばれる」
・力量(りきりょう):物事を成し遂げる能力や腕力の程度。
・老け(ふけ)込む:getold:老いこむ。すっかり老人臭く(くさく)なる。
「彼は病後、めっきり老け込んでしまった。」