1.ワレサ。サポーランド共和國の第三共和政第2代大統領。ノーベル平和賞受賞者。1980年の獨立自主管理労働組合「連帯」創設メンバー。當時の政策を批判したため、戒厳令により身柄を拘束された。その後1990年の大統領選挙で當選し、次々と自由化・民営化を行っていく。
2.獨立自主管理労働組合「連帯」は、ポーランドにおいて労働組合から公然たる反共運動へと発展した組織である。1980年、社會主義國として初の労働者による自主的かつ全國規模の労働組合として結成。
3.アウンサンスーチーは、ミャンマーにおける非暴力民主化運動の指導者、政治家。現在、國民民主連盟黨首。事実上の國家元首である。
2017年9月、ミャンマー西部ラカイン (Rakhine) 州で、ミャンマー政府がイスラム系少數ロヒンギャと武裝勢力の関わりを何ら検証しないまま、政ロヒンギャの村を放火した事実がBBCにより放映された。これらミャンマー政府によるロヒンギャへの対応について、國連関係者から「民族浄化」であるとの指摘がされるなどしており、同國の事実上の指導者であるアウンサンスーチーに対して、授與されたノーベル平和賞を取り消すよう求める請願運動がネット上で行われ、36萬を超える署名が寄せられている。
4.エチオピア・エリトリア國境紛爭
1998年5月12日、エリトリアと國境付近のバドメ地區の領有権をめぐり戦爭に発展(詳細については、エチオピア・エリトリア國境紛爭の項を參照)。2000年5月、エリトリア軍が撤退を表明。メレス首相は6月、アフリカ統一機構 (OAU) の停戦提案を受け入れた。7月、國連の安保理は國際連合安全保障理事會決議1312號によりPKOである國際連合エチオピア・エリトリア派遣団(UNMEE)設置を決定。
2000年5月の総選挙で與黨EPRDFが圧勝。10月10日にはメレス首相再選。2001年2月、エリトリアとの國境に臨時緩衝地帯を設置することで合意。10月8日、ネガソ大統領の任期満了を受け、ギルマ・ウォルドギオルギス人民代表議會(下院)議員が新大統領に就任した。