白熊カフェ
第六話
パンダ君のダイエット
笹子:いらっしゃいませ。
笹子:歡迎光臨。
ペンギン:どうしたの?元気ないね。
企鵝:怎麼了?沒精神呢。
白熊:パンダ君、いつもの?
白熊:熊貓君,和平時一樣?
パンダ:うん。あ、いや、普通盛りで。
熊貓:嗯,啊,不,普通分的。
笹子:えっ?大盛りじゃないの?
笹子:哎?不要大份的嗎?
パンダ:今日からダイエットするの。
熊貓:因為今天開始減肥了。
ペンギン:えっ?
企鵝:哎?
白熊:ダイエット?
白熊:減肥?
ペンギン:それはインターネット、それはイヌイット、それはカルテット。
企鵝:那是減肥,那是因紐特人,那是四重奏。
白熊:どうしたの?急に。
白熊:為什麼?突然這麼說。
パンダ:実は今日動物園でさ〜
熊貓:實際上今天在動物園~
園児:パンダさん〜
幼兒園小朋友:熊貓先生~
パンダ:サービス、サービス。
熊貓:工作,工作!
笹子:えっ?怪我しなくて、良かったね。
笹子:哎?沒有受傷真是太好了。
ペンギン:それで、ダイエット?
企鵝:所以就要減肥?
パンダ:まあ、昔からスマートな動物に生まれたかったなって、思ってたんだよ。
熊貓:嘛,以前開始我就覺得如果是一個苗條的動物就好了。
白熊:スタイル、気になるの?
白熊:介意自己的身材嗎?
パンダ:うん、だって〜生まれた時から、おっさん體型なんだもん。
熊貓:嗯,就是說啊,我從出生開始,就是大叔的體型。
ペンギン:どうなりたいの?
企鵝:想要變成什麼樣的呢?
パンダ:僕の理想はね。もっと腳が長くて、逆三角形の體型で、顔も逆三角形のドリームパンダ。
熊貓:我理想的身材是腳更長一點,倒三角形的體型,臉也是倒三角形的夢想中的熊貓。
ペンギン:それ、かっこいいの?
企鵝:那樣很帥嗎?
白熊:パンダくん、悪いやつみたいになっちゃうね。
白熊:熊貓君,那樣看起來鄉試變成了壞小子了。
パンダ:いいの。僕、悪にお憧れてるから。
熊貓:很好的啊,我想要變得壞壞的。
笹子:お待たせ。はい、普通大盛りね。
笹子:讓你久等啦,給你,普通份的(竹子)。
パンダ:やっぱり、いつもので。
熊貓:果然還是要平常一樣的吧。
笹子:大盛りね。
笹子:大份的呢。
ペンギン:ダイエットは?
企鵝:減肥呢?
パンダ:明日からにするよ。
熊貓:明天開始做吧。
みんな:パンダさん!
大家:熊貓君!
パンダ::エビドリア!
熊貓:蝦仁多利亞!
半田:パンダ君、起きなさい!たった、週二回のバイトなのに、朝から居眠りないでよ。はい、パンダ団子。
半田:熊貓君,快起來!只是一周兩次的兼職,不要早上開始就睡覺啊。給你,熊貓糰子。
パンダ:いらない。
熊貓:不要。
半田:えっ?どうして?
半田:哎?怎麼了?
パンダ:今日から、ダイエットするの。
熊貓:今天開始減肥了。
半田:ダイエット?
半田:減肥。
常勤パンダ:へえ?私なんか、すっかりメタボだけど、何にもしてないな。
全勤熊貓:哎?我的話,完全就是啤酒肚了,也沒有打算做啥啊。
パンダ:昨日は滑り臺を壊しちゃったしさ〜
熊貓:昨天把滑梯弄壞了。
半田:ごめん、ごめん。あれは柱が白蟻に食われてたからで、パンダ君のせいじゃないから。
半田:不好意思,不好意思,那是因為白蟻啃壞了,不是熊貓君的錯。
パンダ:それに、まだ若いのに、おっさん體型だし〜
熊貓:而且,我還這麼年輕就是大叔體型了。
半田:でも、それが自然なパンダだし。そもそも、パンダの名前の由來を知らないの?
半田:但是,那也是自然的熊貓啊,說起來,熊貓名字的由來知道嗎?
パンダ:えっ?何?可愛いとか?
熊貓:哎?什麼?因為可愛嘛?
半田:まあ、いろんな説があるでけどさ、そのうちの一つは〜
昔、昔、外國人が中國を探検していた時のこと〜
半田:嘛,外國人在中國譚獻的時候~
探検家:What?What’s the name of the animal?
探險家:那個動物叫啥?
四川人:啊,胖的。
探検家:ah!They called pandas.
探險家:啊,他們叫pandas。
半田:こうして、中國語の太ったという意味のパンダが名前として広まったという説があるんだ。
半田:就這樣,有了漢語中表示胖的意思的詞延伸表示熊貓的名稱的說法。
パンダ:じゃあ、僕って〜
熊貓:那麼,我的話……
客:パンダ!パンダ!メタボー!メタボー!
客人:熊貓,熊貓,啤酒肚,啤酒肚。
パンダ:なんか、すごくへこんできた〜
熊貓:怎麼感覺受到打擊了。
常勤パンダ:世の中には、知らないほうが幸せなこともあるよね。
全勤熊貓:世界上有些事情還是不知道比較好啊。
パンダ:バイトのせいだよ。超暇で、おやつを食べて、お晝寢するしかないから、太っちゃったんだ。
熊貓:都是兼職的鍋。特別閒,零食吃著,白天睡覺,就長胖了。
半田:暇じゃないでしょう!ちゃんとお客さんにサービスしなさい。
半田:不閒的好不啦?請好好為客人們服務。
パンダ:なんか最近マンネリでさ〜タイヤや滑り臺で遊ぶのも飽きちゃって〜
熊貓:為什麼最近都是老一套呢,玩輪胎或者滑滑梯玩,都厭煩了。
半田:お仕事でしょ!
半田:這是工作啊!
パンダ:ねえ、フェットネスゲーム持ってきていい?
熊貓:喂,我可以帶健身遊戲來嗎?
半田:駄目。
半田:不能。
常勤パンダ:ゲルマニウム溫浴作ってよ?
全勤熊貓:做一個鍺溫浴設備怎麼樣?
半田:駄目です。
半田:不行。
パンダ:エアロビのお姉さんを呼ぼうよ。
熊貓:叫個有氧操的小姐姐吧。
半田:駄目だってば!
半田:不行。
パンダ:ああ、なんか、きっかけさえあれば、もっとダイエットやる気になるのにな。
熊貓:啊,感覺如果有機會的話,會更有動力減肥呢。
半田:まあ、ダイエットしたいなら、しっかりとサービスに勵みなさい。
半田:嘛,如果想減肥的話,就更加努力工作吧。
パンダ:はい、任せて。僕って、やればできる子だから。
熊貓:好的,交給我吧。我的話,就是那種想要做就能成的人呢。
半田:じゃあ、ちゃんと頼むよ。
半田:那麼,好好拜託你了。
小學生:パンダさん、起きて〜
小學生:熊貓先生,起來吧。
女:パンダさん、可愛い!
女生:熊貓先生,好可愛!
パンダ:サービス、サービス。サービス、サービス。
熊貓:工作,工作,工作,工作!
半田:可愛いって言われた時だけ、反応するね。
半田,只有聽到有人說可愛的時候才會這麼反應呢。
女:この下膨れ體型が可愛いんだよね。メダボパンダさんだね。
女生:下面胖的體型很可愛呢,啤酒肚熊貓呢。
パンダ:目指せ、ドリームパンダ!パパンダ!パパンダ〜パパンダ〜
ダイエット!ダイエット!ダイエット!
熊貓:目標是,夢想中的熊貓!熊熊貓,熊熊貓,熊熊貓,減肥,減肥,減肥!
小學生:パンダさん!
小學生:熊貓先生!
パンダ:ダイエット!ダイエット!
なんだか、ドキドキするね。
熊貓:減肥,減肥!
總感覺有點忐忑不安呢。
半田:大丈夫だよ。ここんとこ、ずっと頑張ってたんだから。
半田:不要擔心,你到現在一直都很努力呢。
パンダ:目標、とりあえず、130キロ。
熊貓:目標,暫時定為130千克。
パンダと半田:やった!
熊貓和半田:太好了!
半田:おめでどう!ダイエット成功だね。
半田:恭喜你!減肥成功了。
パンダ:僕、もっと頑張って、スリムなドリームパンダになるよ。
熊貓:我要更努力一點,變成理想中的熊貓。
半田:いや、そこまでしなくていいから。頑張ったパンダ君にご褒美があるよ。
半田:不用,不需要那樣啦,我給這麼努力的熊貓準備了獎品呢。
パンダ:えっ?何?
熊貓:哎?什麼?
半田:楽しく滑れるように、工夫してみたんだ。パンダ君がマンネリって言ってだからね。
半田:為了讓你們開心地滑,我設法做了一個。因為熊貓君說總是老一套呢。
パンダ:半田さん、ありがとう。
熊貓:半田先生,謝謝你!
常勤パンダ:待ってたよ、一緒に初滑りしよう。
全勤熊貓:我等你好久了,一起去滑第一次吧。
パンダ:うん!
熊貓:嗯!
半田:あっ、どうしたんですか?
半田:啊,怎麼了?
常勤パンダ:あ、いや〜お腹がつっかえて〜
全勤熊貓:啊,不要,肚子卡住了。
パンダ:常勤パンダさん、メタボ。
熊貓:全勤熊貓先生,啤酒肚呢。
常勤パンダ:はあ、作り直しな。
全勤熊貓:哈,又要重做了呢。