「ラブコメ女優」イメージもある綾瀬はるかだが、30代を迎えて本格アクションにもチャレンジするなど、より精力的な女優活動を展開している。そんななか、最新主演作『高臺家の人々』では、雰囲気もピッタリな妄想女子を「綾瀬節」全開で好演。綾瀬のいまの女優観、50代になっても出演したいというラブコメへの想いを聞いた。
「愛情喜劇女優」形象十分強烈的綾瀨遙,在迎來人生30歲的新階段後挑戰了正式的打鬥戲,越發活躍地展開了演員活動。其中,近來在最新電影《高臺家的成員》中演活了和自己氣質溫和的妄想系女子,可謂「綾瀨遙氣勢」全開。來了解下綾瀨遙現在的演員觀,以及對於50歲也想繼續出演戀愛喜劇的想法。
微妙な「ヌボ~ッ感」を出すのが難しかった(笑)
微妙的「平衡感」很難表現出來(笑)
――口下手で不器用だけど、頭のなかはおかしな妄想でいっぱいのOL・木絵がとてもキュートでした。綾瀬さんは木絵をどんなふうに思って演じていましたか?
——雖然嘴笨手也笨,可是腦子裡總有些奇怪妄想的OL·木繪還是讓人怦然心動。綾瀨小姐在演繹的時候是怎樣理解這個角色的呢?
綾瀬はるか:妄想のなかではハジけているんですけど、普段は言いたいことを飲み込んで、心のなかに秘めている子なんです。なのでラブコメとはいえ、意外と「ワーッ」となる演技よりも、抑えているときのほうが多かった気がします。それと、原作の畫ではけっこうヌボ~ッとした感じに描かれていたので、それをどう出そうかなって。やりすぎるとおかしくなってしまうと思ったので、微妙な「ヌボ~ッ感」を出すのが意外と難しかったです(笑)。
綾瀨遙:這個人雖然會在妄想中爆發出來,但一般是將想說的話埋在心底的人。所以說這部作品雖說是戀愛喜劇,但相比「哇!」的爆發出來,總覺得壓在心裡腦補的戲份更多。而且,原作中描繪了很多木繪呆萌的感覺,很難演繹,表演過度會很奇怪,要將這種微妙的呆萌表現出來真的不容易(笑)。
――妄想シーンで好きだったものはありますか?
——妄想場景的部分有喜歡的情節嗎?
綾瀬はるか:演じていて一番楽しかったのは、光正様(斎藤工)と駆け落ちするシーンです。なぜか時代劇になっていて、セリフも「坊ちゃま!」みたいな話し方になってて(笑)。そのノリがすごくおもしろかったです。
綾瀨遙:演的時候最有趣的是和光正(齋藤工 飾)私奔的劇情。不知道為什麼就變成了時代劇,臺詞也是「少爺啊!~~」類似這樣的說話方式(笑)。這種感覺真的很有趣。
――現場では、綾瀬さんと斎藤さんが兄弟のように仲がよかったと聞きました。
——聽說現場您和齋藤之間就像兄弟一樣關係很好?
綾瀬はるか:兄弟みたいというか、近所に住んでいる知り合いみたいというか、不思議な感じでした(笑)。でも、斎藤さんってどんな方なんだろうって考えると、いまだにつかめていないんですよ。真面目で優しいんだけど、いつも違う角度から物を見ていて……とにかくおもしろくて不思議な方です(笑)。映畫がお好きで、いつも作品全體を客観的に観てお話されていたのが印象的でした。
綾瀨遙:比起兄弟,應該說是住得近的熟人這種感覺呢,很不可思議(笑)。但是,齋藤是一個怎樣的人,到現在都沒搞明白。很認真也很溫柔,也總從和平常人不同的角度看問題....總之是一位有趣的不可思議的人(笑)。他喜歡電影,感覺他總是站在作品總體的高度上客觀審視評論,對這點印象很深。
妄想をのぞかれるのは恥ずかしいだろうなってすごく共感
對於自己的妄想被偷窺了真的很羞恥這件事十分有共感
――光正は人の心が読めてしまう「テレパス」。木絵は戀人の光正に自分の心が読まれることに苦悩しますが、その気持ちはわかりますか?
——光正擁有可以讀懂人心的「心靈感應術」。木繪對於自己的戀人一直在偷窺自己的妄想十分苦惱,您能懂的這種心情嗎?
綾瀬はるか:木絵ちゃんの場合は思ったことを口に出すのが苦手な人だから、心を読まれたほうがうまくいくときもあるんです。でも、やっぱり自分だけの妄想をのぞかれるのは恥ずかしいだろうなって思うので、そこはすごく共感しました。「今はちょっと見ないでよ~、のぞかないでよ~」って言えれば楽なんでしょうけど(笑)。
綾瀨遙:木繪是那種很難把想的東西說出口的人,有時候能有個人讀懂她也是一件好事。但是,如果自己的妄想總是被偷窺的話果然還是很羞恥的,這一點上還是很有共感的。如果能說出「現在別看哦!不許偷窺!」這種話應該會好一點啊(笑)。
――ご自分だったら、どんなときはのぞかれたくないですか?
——您自己的妄想,什麼時候不想被人發現呢?
綾瀬はるか:その人のことが好きなときはいいですけど、「あ、好きじゃないかも」って思ったときがマズいですよね。「最近、お腹出てるな~」とか、ほかの人を見て「カッコいいかも」って思っちゃったりしたときとか(笑)。でも、戀人じゃなくて、家族とか身近な人だったら、私はのぞかれても大丈夫かもしれない。わりと思ったことはなんでも口に出してしまうほうだし、ちょっとくらい変なことを考えてても「ごめんね!」で済ませちゃいます(笑)。
綾瀨遙:如果喜歡這個人的話還好,如果覺得「啊,我可能不喜歡這個人啊」的時候就有些尷尬了。比如說「最近有點兒胖了啊」之類的,看到別人覺得「哇好帥啊」之類的,被人看到會很尷尬吧(笑)。不過,如果不是戀人而是家人這種的話,被偷窺了也無所謂。我其實是那種想什麼就會說什麼的類型,就算有什麼奇怪的想法也會很快說「不好意思啦」就矇混過去的人(笑)。
――木絵と光正の戀を通して、どんなことを感じましたか?
——通過木繪和光正的戀愛故事,您感受到了什麼?
綾瀬はるか:誰でも木絵ちゃんみたいに戀から逃げ出したくなることってあると思うけど、結局は「好き」という気持ちが一番大事なのかなって。その気持ちは本當に尊いものだから、あれこれ考えずにそのままぶつかって、本當に思っていることを言うことが大事だと思いました。ラブコメだし、現実離れした話ではありますけど、テーマはすごくしっかりとしている作品だと思います。
綾瀨遙:誰都有過和木繪一樣想從戀愛中逃離出來的想法,但最終「喜歡」這種感情才是最重要的。這種感覺是十分珍貴的,不想那些亂七八糟的東西,就直接面對,將自己想說的話好好說出來,這是很重要的。雖說這是部戀愛喜劇,裡面也有一些元素脫離了現實生活,但這部電影的主題還是十分堅實的。
自然に年を重ねていくのかな…環境が自分を変えていってくれる
很自然地任年齡增長環境將會改變自己
――綾瀬さんのラブコメが大好きというファンの方は多いと思います。ご自身はラブコメにどんな思いがありますか?
——有很多粉絲喜歡綾瀨小姐的愛情喜劇。您自己是怎麼看待戀愛喜劇的呢?
綾瀬はるか:今回は基本的にナチュラルに演じる部分が多かったんですけど、妄想シーンでのハジけたノリはすごく好きでした。ラブコメは20代のときにたくさんやらせていただいたので、「やっぱりラブコメっておもしろいな」って思います。昨年、30歳になりましたけど、いろいろな役をやらせていただくなかでも、ラブコメは定期的にやっていきたいです。それこそ40~50代になっても、その年齢ならではの役柄で、女子の皆さんを勵ますようなラブコメに出演できればいいなって思います。
綾瀨遙:這次在演繹這個角色的時候很多部分都是本色出演的,其中妄想部分的衝擊感我十分喜歡。我在20多歲的時候演了很多戀愛喜劇,一直覺得「果然戀愛喜劇好有趣啊」。去年我步入了30歲,演繹了各種各樣的角色,但也想定期地繼續演一些戀愛喜劇。即使到了四五十歲也想演適合那時年齡的角色,演繹一些能夠激勵女孩子們的戀愛喜劇,如果真能這樣就太棒了。
――近年はNHK大河ドラマの主演など大役を任されることも増えていますが、心境の変化はありますか?
——近年來主演了很多大河劇的重要角色,您的心境有什麼變化嗎?
綾瀬はるか:あまり自分では意識していないかもしれないです(笑)。難しい役だと、クランクインする前は「どうしよう」って思ったりするんですけど、やっていくうちにそういうのもなくなっていくんですよね。
綾瀨遙:我自己倒是沒什麼感覺(笑)。在接到很難演繹的角色的時候,開拍之前都會很緊張想著「怎麼辦才好」,但一旦開始就不會這麼覺得了。
――ひとりの女性としては、30代という年齢を意識したことはありますか?
——作為一位女性,您對30歲這個年齡段有什麼想法嗎?
綾瀬はるか:自分の30代がこうなっているだろうっていうのをあまり思い描いたことがなくて……(笑)。29歳くらいのときに、「これからはちょっとしっかりしなきゃ」と思ったくらいです。でも、共演者に後輩が増えたりしているなかで、自然に大人になっていっているような感覚はあります。環境が自分を変えていってくれると思うので、きっとこういう感じで自然に年を重ねていくのかなあって思いますね。
綾瀨遙:我其實並沒有想像過我自己的30歲應該是怎樣怎樣的(笑)。29歲左右的時候有想過「接下來可要好好幹呀」之類的。但是,共演的後輩漸漸增多了,感覺自己自然而然就更加成熟了。環境會自然而然改變自己,我一定就是這樣任年齡自然增長的。
――すごくナチュラルで、気構えることがないんですね。これからのビジョンは何か考えたりしますか?
——真的是十分自然隨遇而安啊。那您對自己以後的展望有什麼考慮嗎?
綾瀬はるか:以前、SK-IIのイベントでケイト・ブランシェットさんとお話する機會があったんです。そのとき、30代でお子さんを3人産んで、仕事もして、やりたいことをやって、世界を回って……という生き方をされていると知って。人生にはすごくいろいろな選択肢があるんだな、そんなふうになれたらカッコいいな、と思いました。でも、私はというと……そこまでちゃんとは自分の人生を思い描いてはいないかも。これからちょっと考えてみます(笑)。
綾瀨遙:之前在SK-II的見面會上有和凱特·布蘭切特交流的機會。那時候她只有30多歲,卻已經有了三個孩子,繼續著自己的工作,做自己想做的事情,環遊世界我當時就覺得人生真的可以有很多選擇,能夠做到她這樣真的太帥了。但我並沒有像那樣好好規划過自己的人生呢,今後可能會思考一下吧(笑)。