第2回中國國際輸入博覧會が11月5日に上海で開幕する。出展企業の數が最も大きく、展示面積も最も大きいのは、食品・農産品のブロックだ。海外の質の高い製品が大量に出展され、ひと味違った海外のグルメを體験でき、世界のグルメと中國市民の食卓との距離がさらに縮まることになる。
昨年行われた第1回輸入博では、重さ250キログラムの大型クロマグロが飛ぶように移動して90時間で博覧會會場に到著し、來場者とメディアの注目を集め、食いしん坊たちの舌を満足させた。今年の第2回には「マグロファミリー」シリーズが初めて登場する。
マグロは高タンパク・低脂肪で、カットしやすく、生で食べられる。赤身部分は脂肪分が最も少なく、中トロは口當たりがよく、大トロはとろける食感だ。食べてみると、「おいしい!」という言葉しか浮かばない。
おいしいだけでなく、マグロは栄養が豊富で、頭が良くなると言われるドコサヘキサエン酸(DHA)を豊富に含み、頭の回転がよくなる、疲労回復に効果があるとされ、世界で高く評価されている栄養価の高い魚だ。
紙のように薄い紅赤色のハムの周囲をピンク色の脂肪分が雲のように取り囲む。筋肉をつなぐ繊維質は糸のように密で大理石に似た綾を織りなす。一口食べてみると、ほおの中に一杯に広がる柔らかい絶妙なうまみの虜になる。
スペインの黒豚イベリア種の生ハム「ハモン・イベリコ」メーカーのラ・エンシナは、第2回輸入博にハム界の「エルメス」と呼ばれるカッラスコシリーズを大々的に投入する。カッラスコは毎年、品質を保証するために一定の數量しか製造しない。一貫した高い品質を維持するため、製造工程に5年以上をかけ、天然の材料しか使わず、手作業で製造する。すべてのハムが限定品で、さわやかなナッツと木のチップの香りがし、中國人の口にも非常に合う。
「996」(朝9時から夜9時まで週6日働く)で疲れて、體が空っぽになったような感じがしないだろうか。そんな時は「しっかりご飯を食べる」に限る。第2回輸入博には「隣の子どもも食べたい」60キログラムの大型マグロが登場するだけでなく、胃に優しい食品も登場する。韓國のCJグループは今回もインスタントご飯「ヘッパン」を出展する。ヘッパンは獨自の製法により、玄米を精米してからご飯にするまでわずか24時間しかかからない。聞き違いではない、24時間だ。ご飯粒はふっくりつやつやして、炊きたてのように弾力があり、米本來の食感もしっかりある。こだわりのある暮らしでは「しっかり食べる」だけでなく、「おいしく食べる」ことも必要だ。輸入博でこのインスタントご飯のおいしさを味わって欲しい。
34日間海を漂い、全行程において溫度を保った輸送チェーンで運ばれ、重さは約200キログラム……會場で本場イタリアの味を楽しんでもらうため、今回の輸入博會場ではイタリアから輸入した生地でパンを焼くが、ここに至るまで非常に大変だった。
パンのおいしさの秘密と基礎は小さな生地にある。今回の輸送は全行程において溫度を一定に保つ輸送チェーン技術を採用し、溫度はずっと20度に保たれていた。こうすれば本場のイタリア風味を最大限保つことができるという。
「白くてふっくりした生地」を膨らませる秘訣は酵母にある。第2回輸入博では酵母を手がけるフランスのルサッフル社が新製品のリヴェンドシリーズのベーキングパウダーを出展し、バージョンアップしたパン作りのソリューションも提供する。同時に、パンのコンテストのルイ・ルサッフル・カップのアジア太平洋地域予選も輸入博の中で行われ、6日から4日間にわたり激しい戦いが繰り広げられる予定だ。
食慾をそそる黃金色、ほろほろした果肉と果汁の多さ、甘く濃厚な香り……まもなく開幕する第2回輸入博に出展されるドール社のゴールデンパインは、なぜこれほど魅力的なのだろうか。
これはもとよりゴールデンパイン獨自の栽培方法と関係がある。フィリピンのパイナップル栽培拠點は同國の南部にあり、活火山・マトトム山の周辺に広がる。土壌には火山から噴出した溶巖や鉱物質が多く含まれ、ゴールデンパインの味をさらにおいしくしている。
環境保護や輸送の利便性を向上させるため、原産地で運び出す時に葉をカットし、家庭で出るゴミを減らし、持ち帰りやすくするという心配りもなされている。
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