今年の9月13日は中國の中秋節です。舊暦の8月15日にあたる「中秋節」は、春節(舊正月)、元宵節、端午節とならぶ「中國の四大伝統祭り」と呼ばれています。中秋節の満月は団欒を象徴し、中秋節は別名「団円節」とも呼ばれています。毎年中秋節になると、家族は一緒に団欒の食事を楽しんでいます。
今年的9月13日是中國的中秋節。舊曆8月15的「中秋節」與春節、元宵節、端午節並稱「中國四大傳統節日」。中秋節的滿月象徵團圓,中秋節也被稱為「團圓節」。每逢中秋節,家人就一起共享團圓之夜。
中秋節の由來は、3000年以上も前の中國の「羿が太陽を射落 嫦娥が月に奔る」という愛のエピソードから來ています。そのため、漢族の民間においても、中秋節に戀人を見つけるという風習があります。
中秋節的由來是3000多年前,中國的「后羿射日,嫦娥奔月」促成的一段愛情佳話。因此,漢族民間有在中秋節尋找戀人的風俗。
昔は食事の後は庭に出て、スイカなどの丸い果物を月に供えました。その中でも、月餅は形が円型で、団円を象徴して、中秋節に必ず食べなければならないものです。中秋節に月餅を食べることは端午節の粽、元宵節の元宵と同じように、伝統的な習俗です。現在、マンションに住んでいる人々は、ベランダでしか月見ができなくなってしまいました。
以前在吃完飯後,大家都會到院子裡,供奉上類似於西瓜的圓形水果。其中,月餅的形狀是圓的,象徵著團圓,是中秋節必吃的食物。中秋節吃月餅就相當於在端午的時候吃粽子,元宵節吃元宵一樣,是傳統的習俗。現在住在公寓的人們,就只能在陽臺上賞月了。
そんな中、各地のテレビ局は中秋節の番組を放送します。家族一緒にテレビを見ながら月餅を食べる。そんな新しい風習になっています。
中秋節當天,各地電視臺也會播放中秋節相關的節目。和家人們一邊看電視一邊吃月餅成為了新的風俗習慣。
橫浜中華街でも中秋節の頃になると、この時期だけ作られる中秋月餅が店頭に並びます。毎年恆例の中華街名物の「中秋大月餅」は、橫浜中華街の秋の風物詩になります。2015年、この巨大月餅は、日本の十五夜にあたる中秋節に切り分けられて、約300人に無料で配られました。
橫濱的中華街到了中秋節之際,會有時節限定的中秋節月餅在門面展示。每年慣例的中華街名物「中秋大月餅」成為了橫濱中華街的一道秋天的風景線。2015年,這個巨大的月餅在日本的十五夜,即中秋節,被分為多份,免費為約300人所分食。
日本のお月見は奈良~平安時代に中國から日本に伝えられたものです。江戸時代になると貴族たちから一般庶民の間に広まって、芋類の収穫に感謝して、お祝いを行ってきました。
日本的八月十五夜是奈良至平安時代從中國傳到日本的。直到江戶時代,成為上至貴族,下至普通老百姓都過的節日。主要是為了慶祝和感謝芋類食物的收穫。
日本では中秋節に月餅は食べません。皆様ご存じの「月見団子」を食べます。日本と中國で伝えられている物語も違います。中國での中秋節の物語といえば、「嫦娥奔月」ですが、日本の「嫦娥奔月」は「かぐや姫」に変わって、「竹取物語」の伝説から來ています。
日本的中秋節不會吃月餅,而是會吃眾所周知的「月見糰子」。日本的中秋節典故跟中國的也不一樣。中國的中秋節典故講的是「嫦娥奔月」,日本的典故講的是跟「輝夜姬」有關的「竹取物語」。
10月に入ると、橫浜中華街も、國慶節など様々なイベントを行います。機會があれば是非、橫浜中華街に行って中國のお祭りを體験してみてください。
到了10月,橫濱中華街也會在中國國慶節時舉行各種各樣的活動。有機會的話,一定要到橫濱中華街去體驗一下中國的節日哦!