北京ユナイテッドファミリー病院では、新型コロナウイルス核酸検査(PCR検査)を行っており、個人でも団體でもお申込みいただけます(基本的には病院內で検査、団體の場合は応相談)。またPCR検査はスピード検査と通常検査から選択していただくことができます。
當院の新型コロナウイルス核酸検査(PCR検査)について
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2、COVID-19感染症原因ウイルス)は、核酸(ポリメラーゼ連鎖反応)を利用したPCR検査で測定します。NAT(Nucleic Acid Test) とも呼ばれ、ウイルス感染の有無を調べる検査です。當院では、専門のトレーニングを受け、熟練した技術をもつ醫療スタッフが、喉から綿棒でサンプルを採取します。サンプルは、米國病理學會の基準を満たしている當院の検査科で判定されます。
PCR検査の対象者:
當院PCR検査の特徴:
サンプル採取は醫療スタッフの厳格な管理の下、感染リスク予防対策をとりながら、當院の敷地內に設置された屋外特設検査ブースで行います。検査ブースは、朝陽區將臺路の病院本館1號樓前に設置されています。看護師の問診を受け、受付と會計を済ませてから検體サンプルを採取します(採取は數分で完了します)。
検査結果は中國語と英語を併記して発行され、サンプル採取からおよそ15時間後に、當院のWechatアカウントおよびヘルスキットでご確認いただけます(個人情報登録が必要です)。ご要望があれば、Eメールで検査結果をお送りすることも可能です。
註:
日本に帰國する場合(あるいは提出先から規定の陰性証明書の提出が求められている方)は、特設検査場での簡易検査ではなく、呼吸器內科の予約を取り、呼吸器內科醫師による問診を受ける必要がありますので、別途診察費が発生します。まずは事前に日本部までお問合せください。
PCR検査費用
※ 検査は平日、土日ともに午前8:00~12:00、午後1:30~3:30に実施可能ですが、予約制となります。抗體検査や胸部CT等を追加することも可能ですので、ご希望の方はご予約の際にその旨もお伝えください。
PCR検査の予約方法(日本帰國用等の陰性証明書が必要な方を除く)
ご予約を希望される場合は、Wechatの「北京和睦家醫院服務號」、コールセンター(Tel: 4008-919191、中國語/英語)、あるいは日本部(Tel: 5927-7332、日本語)にご連絡ください。
検査當日は、1號樓前の特設検査場にお越しください。入り口でHealth kit(健康寶)をスキャンしてください。看護師が體溫を測定します。日本帰國用や、証明書提出先から規定の陰性証明書の提出が求められている場合には、この特設検査場ではなく、呼吸器內科(本館ゲートハウス內)を受診する必要がありますので、お間違えのないようご注意ください。
特設検査場の受付で、パスポート(あるいは身分証)を提示し、受付を済ませてください。
料金の支払いが完了したら、カルテ番號の入ったステッカーが渡されます。ステッカーを持って、サンプル採取の窓口に移動してください。擔當醫療スタッフがサンプルを採取します。その際、別途ご予約をとっていない限り、醫師の診察はありません。
検査結果レポートには英語と中國語が併記されます。検査結果レポートは、Wechatのミニプログラムから取得していただくことができます。また、Eメールでの結果送付も可能ですが、その場合は必ず受付時にお申し付けください(ご予約時にお申し込み済みの場合でも、必ず當日の受付で確認してください)。
野外特設検査ブースでの実施となりますので、暖かい服裝でおいでください。
その他ご不明點は、お気軽に日本部までお問い合わせください。
本稿に記載の情報は、2021年1月25日現在の內容です。最新の情報は當院Wechatアカウントから、ご確認ください。
日本人醫師のご紹介
家庭全科 本山哲也(Motoyama, Tetsuya) 醫師
醫師岡山県出身、岡山大學醫學部卒。これまで17年以上にわたり家庭醫として醫療に従事し、産婦人科、小児科、在宅診療などプライマリ・ケアの全般的な技能に熟達している。2003年より倉敷醫療生協水島協同病院に勤務。2006年から2014年まで千葉県の亀田ファミリークリニック館山の家庭醫診療科醫師として勤務し、2012年以降、同診療科醫長を務め た。2014年から2015年の一年間は神奈川県厚木市森の裡病院へ出向し家庭醫診療を擔當。2015年に來京し、北京在住の日本人コミュニティで多くの日本人患者さんの「かかりつけ醫」として支持を得ている。北京ユナイテッドファミリー病院には、2018年9月より勤務。日本プライマリ・ケア連合學會認定家庭醫専門醫。日本語、中國語、英語での診察が可能。
消化器內科 相馬寧(Soma, Nei) 醫師
中國出身、日本國籍。1997年東京大學大學院醫學研究科で醫學博士學位を取得。これまで杏林大學醫學部附屬病院外科、千葉大學醫學部附屬病院腫瘍內科等に勤務し、消化器系疾患の治療における経験が豊富。消化管早期がんの診斷および治療のほか、膽膵疾患の內視鏡を用いた診療および進行性悪性腫瘍の薬物療法を得意とする。千葉県がんセンターおよび清華大學附屬北京清華長庚醫院を経て、2020年より北京ユナイテッドファミリー病院で診療を開始。日本內科學會內科認定醫、日本消化器病學會専門醫、日本消化器內視鏡學會専門醫および日本癌治療學會認定醫。中國語、日本語での診察が可能。