枯(か)れ葉(は)舞(ま)う町角(まちかど)を
枯葉紛飛的街角
駆(か)け抜(ぬ)けてく乾(かわ)いた風(かぜ)
<駆け抜ける:(從中間)跑過去>
蕭瑟秋風在呼嘯
伸(の)びた影(かげ)とイチョウ並木(なみき)
<イチョウ:銀杏 並木:街道樹>
拉長的身影道旁的銀杏樹
季節(きせつ)を見(み)てたかった
盼望見證四季的更迭
返事(へんじ)のない呼(よ)ぶ聲(こえ)は
<返事:回復;回答>
聽不見回應的呼喚聲
あっという間(ま)
瞬息之間
かき消(け)されてしまう
<V-て+しまう:表示動作、作用全部結束,有時表示徹底完結,無法挽回,感到遺憾的心情>
消散殆盡
目(め)抜(ぬ)き通(どお)り人波(ひとなみ)抜(ぬ)けて
<目抜き:繁華 通り:大街 人波:人群 抜ける:穿過;脫落>
穿過繁華巷陌熙攘人潮
どこか遠(とお)く誰(だれ)もいない場所(ばしょ)へ
<誰もいない:渺無人跡。疑問詞+も+否定,表示全面否定>
走向那渺無人跡的遠方
気(き)付(づ)いていたのに
<のに:明明…卻…;表示不滿意、遺憾惋惜的心情>
內心雖有所察覺
何(なに)も知(し)らないふり
<ふり:假裝>
卻依然故作不知
一人(ひとり)きりでは何(なに)もできなかった
<きり+ない:只,僅僅>
孤身一人又能有何作為
出會(であ)えた幻(まぼろし)にさよならを
朝著邂逅的幻境道離別
茜(あかね)さすこの空(そら)に
朝著斜陽餘暉的天際
零(こぼ)れた弱(よわ)さに手(て)のひらを
朝著紛灑而落的懦弱伸出掌心
一輪(いちりん)の徒花(あだばな)そんなふうに
<徒花:不結果的花;徒有其表>
恰如易逝繁花
願(ねが)い葉(かな)え痛(いた)みを知(し)る
<葉える:滿足願望>
夙願得償始知傷痛
渡(わた)り鳥(とり)の鳴(な)く聲(こえ)も
候鳥的鳴叫聲
赤(あか)く染(そ)まる雲(くも)に消(き)えてしまう
消散在茜色雲霞間
帰(かえ)り道(みち)も遠(とお)く離(はな)れて
逐漸遠離歸路的我
今(いま)は一人(ひとり)誰(だれ)もいない場所(ばしょ)で
孤身徘徊在空無一人的地方
気付(きづ)いた景色(けしき)の色(いろ)に
<気付く:注意到,察覺到>
恍然察覺
觸(ふ)れたとしても
<としても:即使…>
即便如今觸景生情
一人(ひとり)きりでは
孤身一人
聲(こえ)も出(だ)せなかった
又能向誰傾訴
愛(あい)した幻(まぼろし)に口(くち)づけを
<口づけ:接吻;口頭禪;對著嘴>
吻別曾經摯愛的幻境
黃昏(たそが)れたこの空(そら)に
<黃昏れる:黃昏;衰落>
黃昏時天際中
まだ夕(ゆう)べの星(ほし)燈(とも)らない
<夕べ:昨晚 燈る:亮,點亮>
昨夜的星辰依舊未明
待(ま)ち宵(よい)も朧(おぼろ)げ月(つき)は何処(どこ)に
<宵:入夜不久>
滿月前夕朦朧月色不知所蹤
引(ひ)き裂(さ)かれて痛(いた)みを知(し)る
撕心裂肺始知傷痛
くり返(かえ)す日々(ひび)の中(なか)で
<くり返す:重複;反覆>
歲月輪迴往復
探(さが)してたのは
不懈探尋的是
歩(ある)き続(つづ)けるための願(ねが)い
支撐我繼續走下去的心願
出會(であ)えた幻(まぼろし)にさよならを
朝著邂逅的幻境道離別
憧(あこが)れはこの空(そら)に
憧憬散於天際
流(なが)れた月日(つきひ)を手(て)のひらに
流年置於手心
一片(ひとひら)の花弁(はなびら)そんなふうに
恰如一片花瓣
痛(いた)み重(かさ)ね出會(であ)いを知(し)る
<重ね:重疊>
幾經傷痛始知相逢
出會(であ)い重(かさ)ね願(ねが)いを知(し)る
幾經相逢始知夙願