「中國のガッキー」:外見だけで暮らしても価値がない

2021-02-18 東方網日文版

    東方ネット15日付:中日両國で高い人気を誇る女優の新垣結衣さんにそっくり!と、中國人の龍夢柔(ロン•モンロー)さんが、このほど日本で話題になっている。22歳の大學生の龍さんがインスタグラムにアップする寫真が、新垣結衣さんとそっくり!ということでフォロワー數が急増しているのだ。

 その龍夢柔さんが先日、東方ネットの取材に応じ、今の自分の生活、仕事及びブレイク前後の心境について話を聞かせてくれた。

龍夢柔さん

   日本文化が好き 小慄旬の大ファン

 中學生の時に日本文化を好きになったという龍さん。「そのころ姉は周りの友人と同じく、ファッションの一部のように日本文化のファンでした。その影響で私もずっと前から日本文化が好きだったんです。日本のドラマで最も好きなのは、松本潤さんや小慄旬さんなどが出演した『花より男子』。中學生のころから小慄さんの大ファンです。日本のニュースで私のことが報道されたから、小慄旬さんに知ってもらえるかもしれない。ドキドキしますね!」と笑った。 龍さんは中國の湖南省生まれ。少數民族トゥチャ族の人で、今は上海海洋大學會計専門の4年生だ。大學生になって、やっと憧れの日本へ旅行に行った。またアルバイトで中國のECサイト「タオバオ」のモデルをしており、仕事でも數回日本に行き、それで日本語を勉強し始めるようになった。日本語については「日常の簡単な會話程度で、まだ上手ではありませんが、毎日1時間ほど勉強しています。楽しいです!」と話した。

SNSでアップされた寫真

 ブレイクに驚き

 好奇心旺盛だという龍さんは、中學生だった2011年から中國版ツイッター微博を始めた。そして大學に進學後、より広い世界を知りたいと思って、約2年前からインスタグラムやツイッターも始めた。內容は自撮り寫真、故郷や旅行に関する寫真だけだったで、昨年4月時點でのフォロワー數は800人ぐらいしかいなかったそうだ。

    しかし2018年に入ってから、フォロワー數が急増しはじめた。日本語でのコメントが増えたことから、龍さんは「たぶん日本のネットユーザーが私の寫真を他の掲示板やBBSに転載して行ったんでしょう」とブレイクの原因を推測している。今ではインスタのフォロワー數は6萬を超えているという。 「このところ仕事が忙しくてたまらなかったです。そんなある日、突然友達から『日本のニュースであなたのことが報道された』と聞かされました。特に気にしていなかったんですが、聞きに來る人がどんどん増えて、日本のメディアからも連絡が來て、本當に驚きました」

仕事中の龍夢柔さん

 外見だけで暮らしても価値がない

 「有名でしかもきれいな女優の新垣結衣さんに似ていると言われるのはとてもうれしいです。でも外見だけで見られたくない。私には內面で輝けるところがいっぱいあると思いますから」

 龍さんは以前母親から「浮つかないように」と言われたことがあった。そして母とはよく人生の価値などの問題について語り合うそうだ。「私は外見だけでの暮らしなんて価値がないと思います。將來は仕事で母親に認められたいです。人々に面白さとプラスのエネルギーを與えられるような、そして自分も好きなことを仕事にできたら最高です」と語った。

相關焦點

  • 【見た?】ガッキー主演の「ミックス.」 中國人ファン多いのに興行が伸びない理由は?
    が9日、中國で公開された。しかし、微博(ウェイボー)では毎日のように男性ファンらが「ガッキーと結婚したい」と盛り上がっている一方で、公開5日目でその興行収入はわずか1400萬元(約2億3500萬円)にとどまり、各SNSでも大きな話題にはなっていない。 熱血コメディの「ミックス。」
  • 自分に見えるものだけで判斷していないか
    政府による対策の成果が大きいことは間違いないものの、何より「國民一人ひとりが徹底した自主隔離で身を守ったこと」が大きな要因だったのではないかというのが大半の意見です。しかし、この「國民一人ひとりが自主隔離で身を守った」理由についての意見はさまざまです。
  • 日本人は知らない…中國の若者はもう「行列の割り込み」も「大聲での會話」もしなくなっていた…!
    1月14日掲載の「中國の若い女性の間で『ガチャガチャ』が大ブーム…それが『異常事態』と言えるワケ」や、1月26日掲載の「中國の若者は『もう日本製より中國製がいい』、その消費意識に起きているヤバい変化」の記事で書いてきた通り、中國のZ世代の若者は、これまで多くの日本人が抱いてきた「中國人は~~だ」「中國では~~が當たり前」といった固定観念がもはや通用しなくなってきていることを、私たちに
  • 上司が「完璧」な準備をしてはいけない理由
    ある食品會社が、ケーキミックスの粉を発売したそうです。水に入れてかき混ぜ、オーブンに入れるだけでケーキを作ることができるという、當時としては畫期的な商品でした。しかしこの商品、味には問題ないのに、あまり売れなかったそうです。なぜか?
  • ドキュメンタリー「上空から見る中國」が美しいとネットで大人気
    最近、中國中央テレビ(CCTV)のシリーズドキュメンタリー番組「上空から見る中國(航拍中國)」がネット上で話題となっており、新たな視點で中國の美しさを感じさせる同番組は、中國大手SNSサイト「豆瓣(Douban)」で平均9.4ポイントの高評価を得ている。
  • ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない訳
    多くのラーメン店は原価や人件費などを鑑みながら、1000円以內の価格を守ってきただけでなく、全體で見れば低価格志向がどんどん強まってきた。総務省の「小売物価統計調査(東京區部、12カ月移動平均値)」によると、ラーメンの1杯當たりの価格は2020年8月時點で523円。これは、10年前のデータ(約550円)から比べると27円値下がりしている。
  • ECだけじゃない! 「インターネット+」で激変する中國の飲食ビジネスの今
    「TMALLスーパーマーケット」で食材を注文し、屆けてもらうことも可能外食「インターネット+」の発展に伴い、中國のオンラインフードデリバリー事業は爆発的に成長しています。 一方、利用者も「気を付けてください」「急がなくてもいいよ、悪評価をしませんから」などと伝言することがよくあります。このようなエピソードは、オンラインデリバリーを利用する人たちにも好影響をもたらします。以下はネット上で投稿されたエピソードの一部です。
  • 今、ネットで話題の「ワーカー」!動物界のワーカーたちとは?
    そして今やそんな「ワーカー」として働くのはなにも人間だけとは限らない!さまざまな業界の、様々な職場で働く動物たちも少なくないのだ。ここではそんな動物界の「ワーカー」たちを紹介していこう!ワニのボディーガードペットのワニに水をかけているのは、タイのピッサヌローク県に住むAwirut Nathipさん。彼が自宅の庭で飼っている2匹のワニは、留守宅を見張るいわば「ボディーガード」。この15年、盜難には1度も遭ったことがないという。
  • 「となりのトトロ」の中國版ポスターが日本でも大絶賛
    日本で1988年に公開されてから30年を経て、宮崎監督が自ら手掛けたデジタルリマスター版でも、あどけないキャラクターたちにかわいい精霊、そして澄んだ心の人にしか見えないというトトロが、幻想的な童話の世界を展開している。
  • 「でも警告します、娘を傷つけないでください.娘がお父さんを必要としているのを見て、チャンスを與えます.」
    「気をつけ!」 「敬禮!」 現場にいた一人の佐官が、大きな聲で聲をかけた。
  • JDMチューニングはガレージヤマゴで生きていて素晴らしいです
    おそらくそうではないでしょう、これは私が過剰反応しているだけです。しかし、これらの悪夢のシナリオが私を夜更かしさせ、チューニングショップを探し出し、JDMの土地ですべてがまだ順調であるという安心感を再確立することを餘儀なくされています。そういうわけでガレージヤマゴを見つけました。
  • 新年度がスタート! 桜色のキャットアイで指先にも春の訪れ
    ということで、今回は、多くの日本人が暮らす「威寧路駅」にある美容院の一角でネイルとハンドマッサージの體験をしてきました。今回擔當してくださったのは、経歴2年の男性ネイリスト桂良波さん。彼オススメの「キャットアイ」。
  • 【ファッション】「校閲ガール」主演の石原さとみ、スカーフのおしゃれな使いこなしが中國で話題に
    「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悅子」第1話が放送されると、石原さとみのファッションが大いに話題を集めた。
  • 【結婚観】中國の優秀な獨身女性75%「戀愛はしても結婚はしない」に「NO」
    関係當局が発表している統計によると、中國の未婚の男女の數は約2億人。大きな「在庫調整」圧力に直面している。そんな中、中國の婚活サイト「珍愛網」が3月8日の「國際女性デー」を控えた7日、優秀な獨身女性にスポットを當て、資産運用や結婚に対する見方をテーマに、サイトの會員を対象に調査を実施。資産運用や戀愛・結婚の違い、男女関係などについて分析を行った。
  • 竹內亮氏のドキュメンタリー「お久しぶりです、武漢」が配信と同時に話題さらう
    を見てくれる人はいるのだろうか」と不安を感じながら、自身のドキュメンタリー新作「お久しぶりです、武漢(好久不見、武漢)」の配信スタートを迎えた。新型コロナウイルスの爆発的感染が始まる前から、竹內氏はドキュメンタリー分野ではそれなりに知られた存在で、ドキュメンタリー「僕がここに住む理由」シリーズは、ネットユーザーの間では、中日文化交流の窓口と見なされてきた。
  • 豪華キャストでもないドラマ「相棒」が17年も人気を保っている秘訣は?
    腳本チームは、「一部の腳本家に頼らない」、「渾身のエピソードだけを厳選する」という方針を貫いているため、腳本家は仲間である以上にライバル関係となり、切磋琢磨することで、新たな道筋、新たなテーマが生まれる。そして、期限內に面白い腳本を書き下ろし、提出しなければならない。
  • イマドキの中國の若者は「いくつの顔」をもつ?
    一體、中國の若者には「いくつの顔」があるのだろうか。今の若者はスカイダイビングで世界のあちこちに出かけながら、お金を稼ぐことにも関心があり、古風でもあれば現代的でもあるなど、変化に富んだ世代だといえる。
  • 【ビッグデータ】データでみる中國人女性の暮らしぶり
    中國の都市部に暮らす女性の生活の質(QOL)に焦點を當てたものだ。 一人あたり平均可処分所得が緩やかに増加するのにともない、現代の女性の家庭での地位と社會的・経済的地位も上昇を続けている。関連の調査によると、2016年に都市部で暮らす女性個人の月平均収入は6936元(1元は約16.7円)で、世帯収入への平均寄與度は38%となり、15年に比べ、回答者の40%以上が個人の月収が増加したと答えた。
  • 「注文していないマスクが屆いてもお金を払わないで」
    消費者庁しょうひしゃちょうによると、注文ちゅうもんしていないのにマスクが屆とどいて、高たかいお金かねを払はらうように言いわれたという相談そうだんが、13日にちまでに150件けん以上いじょうありました。政府せいふは17日にちから、布ぬので作つくったマスクを1つの家庭かていに2枚まいずつ送おくり始はじめました。
  • 【ふりがな付き】もう見つけた?アイスクリームの中からぺろぺろキャンディーを探せ!
    2015年(ねん)のクリスマスシーズン、中國(ちゅうごく)では、たくさんの雪(ゆき)ダルマの中(なか)からパンダを探(さが)しだすゲームがネットで話題(わだい)を集(あつ)めた。このイラストを描(か)いたハンガリーのアーティスト・Gergely・Dudasさんがこのほど再(ふたた)びネットユーザーたちを唸(うな)らせるイラストを発表(はっぴょう)し、話題(わだい)を集(あつ)めている。今回発表(こんかいはっぴょう)されたイラストはたくさんのアイスクリームの中(なか)からぺろぺろキャンディーを探(さが)すというものだ。