「どうも」という挨拶が出來た理由は?
「どうも」這個寒暄語出現的由來是什麼?
「どうも」という挨拶が出來た理由は、江戸時代に使われていたある言葉が省略されたことと関係しています。
「どうも」這個寒暄語出現的理由與江戶時代使用的縮略用語有關。
そもそも「どうも」という言葉は、江戸時代の「どうも言えぬ」という言葉に由來しています。この「どうも言えぬ」という言葉は、どんなに工夫しても口で言い表すことが難しいときに使用されていました。當時は、口で言い表すことが難しいほどの素晴らしい景色を見たときは、「どうも言えぬ景色なり」などとして使っていました。
原本「どうも」這個詞是從「どうも言えぬ(無以言表)」而來的。「どうも言えぬ(無以言表)」這個詞用於無論怎麼努力也無法用語言解釋清楚的情況。當時,看見無法用語言來形容的美景時,會使用「どうも言えぬ景色なり(無以言表的美景)」。
明治時代になると、この「どうも言えぬ」が「どうも」と省略されて使用されるようになり、「どうもありがとう」、「どうも失禮しました」など、「とても」や「悽く」などのように程度の大きさを表す言葉として使用されるようになりました。
到了明治年代,這個「どうも言えぬ(無以言表)」省略成了「どうも」。「どうもありがとう(非常感謝)」、「どうも失禮しました(實在不好意思)」等、「どうも」和「とても(非常)」和「悽く(特別)」一樣,被當作表示程度很深的詞語來使用了。
そして、日常の人との挨拶においても、「どうも先日はお世話になりました」など、「どうも」をつけて挨拶をするようになり、それが次第により簡略化されていき、今では「どうも」だけで便利な挨拶として使用されるようになっていきました。
然後,在日常打招呼時人們也開始說「どうも先日はお世話になりました(前些日子承蒙您的關照)」等,加上「どうも」來講客套話了。之後這些客套話更加簡略化,如今只講個「どうも」就能很方便的寒暄了。
よって、「どうも」という挨拶が出來た理由は、江戸時代に使われていた「どうも言えぬ」という言葉が簡略化されていったからです。
因此,「どうも」這個寒暄語出現的理由是從江戶時代使用的「どうも言えぬ(無以言表)」這個句子簡略化而來的。
● メモ
1、「どうも」の意味としては、挨拶の他に、現在でも、前述の解説にあるような「どうもありがとう」などと使用する「とても」や「悽く」などのように程度の大きさを表す言葉としても使用します。
2、「どうも」の意味としては、「どうも上手くいかない」、「どうも分からない」などと使用する「どのようにしても」「どうしても」の意味もあります。
3、「どうも」の意味としては、「どうも変だ」などと使用する「どうやら」「何だか」の意味もあります。
● 筆記
1、「どうも」這個詞除了表示寒暄以外,現在也像前面介紹的那樣用於「どうもありがとう(非常感謝)」等,表示「とても(非常)」和「悽く(特別)」等程度之深的意思。
2、「どうも」這個詞也可以用於「どうも上手くいかない(不太順利)」、「どうも分からない(不太懂)」等,表示「どのようにしても(不論怎麼做)」「どうしても(不論怎麼樣)」等意思。
3、「どうも」還可以用於「どうも変だ(好奇怪)」之類的句子中,表示「どうやら(總覺得)」「何だか(總有點)」等意思。