中國・南京で生活する日本人の私が、日本人から見て面白い中國の姿をお話したいと思います。今回は「國慶節」について書きます。
作為生活在中國南京的日本人,我想以一個日本人的視角談談我看到的有趣的事情,這次是關於國慶節的。
中國國內で旅行するたび「中國の人元気だな―」と感じます。
日本の場合、お年寄りを連れて旅行する場合は、人込みを避けたり、観光しやすい場所を選んだりします。しかし、中國の場合、お年寄りが一緒でもどこにでも行くような気がします。
車椅子に乗るおじいさんを連れて、一家で山を登っている姿を見かけたときは、本人だけでなく、それを支える家族のパワーに驚きました。
在中國旅遊時,總會感覺中國人很有精神呢。
在日本,與老人一起旅遊時,往往會避開人群,去一些相對容易遊覽的景點。然而,在中國,即便與老人一起旅遊,也是哪裡都可以去的。
比如,推著坐著輪椅的老爺爺,一家人一起登山,當我看到這一幕時,既欽佩那位老爺爺,也很是佩服這一家人的精力。
正直中國に來る前は、中國人は「並ばない」のだと思っていました。しかし、実際に來てみて、中國の人は並ぶことにすごく慣れているとわかりました。
其實,來中國之前,我曾經以為中國人是不排隊的。就在來了中國之後,我知道了中國人是相當習慣於排隊的。
しかし、「並ぶこと」に関する習慣が日本とは大きく違います。
まず、日本と大きく違うのは「前の人との間に隙間を空けない」ということです。この習慣に慣れてしまった私は、日本に帰ったとき、前の人にピッタリくっついて並んでしまい、周りから不審がられたことがあります。
只是,排隊的方式與日本大相逕庭。
最大的不同是,人與人之間不留空隙,我也漸漸習慣上了這種排隊方式。然而回到日本之後,排隊時嚴嚴實實地貼在隊伍裡前面人的身上了,周圍人們紛紛投來了疑惑的目光.
この習慣のせいか、中國の人は圧倒的に「フォーク並び」(※)が苦手なように思います。トイレなども、ひとりひとり個室の前に並んでいることがあります。自分が並んでいる場所と自分との間に距離が空いてるのが不安なんでしょうか。理由が気になります。
※列を一つにし、あいたところに列の先頭の人が入る方式
也許是出於這個習慣,中國人不太擅長排長隊。(※)
在衛生間之類的地方,會在每個單獨的隔間前排隊。或許是不希望離自己所等待的場所太遠吧,離的太遠會不放心吧。我有些好奇具體的理由。
※長隊指的是,在衛生間等有多個隔間的地方,只排一支隊伍,有隔間空出來了依次進入的方式。區別於在每個隔間門口都排隊伍。
もう一つ日本と大きく違うと感じるのは、中國人は「とりあえず並ぶ」ことをしないということです。日本だったら、人が多ければとりあえず並びます。でも中國の場合は、列を作らなきゃいけない場面以外では、常に早い者勝ちなように感じます。
另外,不同的一點是,日本人是如果人數多的話會首先排隊,中國人不會這樣。除了必須排隊的情況之外,通常都是先到先得。
中國を旅していると「なんで?!」とツッコミたくなる場面、「ありえない!」とキレそうになる場面、「信じられない…」と絶望するような場面、様々な場面に出會います。しかし、そんな場面に出會うほど、次はどんな場面に出會うんだろう?不思議と少しだけワクワクしてきます。(もちろん、もう嫌だ!と思う時もありますが)
在中國旅遊,會遇上各種各樣的情況,有時會忍不住地吐槽「為啥咧?」,有時會帶著怒氣叫著 「不可能的!」,偶爾也會抱怨著「真是令人難以置信…」地陷入絕望。正是由於各種各樣的情況,讓我不禁想像這次是這樣,下次會是怎樣呢?想到這裡,內心還有些小激動呢。(當然了,有時也會倦怠)
日本人の中には「中國の観光客って〇〇だよね」と、日本にいる彼らの姿だけで判斷している人たちも多いので、是非一度中國に來て、自分の目で見て欲しいなと思います。
有些日本人在提到中國遊客時就會給出某種特定的描述,僅憑部分在日中國人的行為而得出了片面的結論。我由衷地希望他們務必來一趟中國,親身感受中國的魅力。
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