コロナウィルスが世界的に大流行し、多くの方が亡くなっています。
ウィルスは目に見えないため、日常的な予防措置(マスク、手洗い、消毒など)を講じるしかありません。
しかし発生から大分時間が経過し、ワクチン開発も進み、今では多數の國家でワクチン接種が盛んに進められています。
そんなコロナウィルスワクチン、ニュースでは色々なメーカーが開発・生産していますが、何か良くわからない名前のものがありますね。
今回はコロナウィルスワクチンに関して、どんなものがあるのか?を調べてみたので、以下よりご參考ください。
PDFファイルも提供できますので、お気軽に弊社スタッフや擔當者までご連絡ください。
日本厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00223.html#:~:text=%E4%B8%8D%E6%B4%BB%E5%8C%96%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%80%81,%E6%9D%A5%E3%82%8B%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
新型コロナワクチンについて
ワクチン開発と見通し
一般に、ワクチンの開発は、基礎研究、非臨床試験、臨床試験の大きく3つのステップで進められていきます。その中で、候補物質の探索、有効性・安全性の確認、品質を擔保しつつ大量生産が可能かどうかの確認などを行う必要があり、開発には一般に年単位の期間がかかります。
現在、新型コロナウイルス感染症のワクチンについては、早期の実用化を目指し、國內・海外で多數の研究が精力的に行われています。通常より早いペースで開発が進められており、現在、世界では複數のワクチンが承認され、接種が進められています。日本でも、ファイザー社のワクチンが令和3年2月14日に薬事承認され、同月17日から接種が開始されています。また、武田/モデルナ社ならびにアストラゼネカ社のワクチンが令和3年5月21日に薬事承認され、同月24日から武田/モデルナ社のワクチンの接種が開始されています。アストラゼネカ社のワクチンについては、予防接種法における接種の進め方等について、現在、継続審議中です。審議結果が出ましたら、速やかに情報を公表していきます。
ワクチンの種類
國內・海外において、不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンなど様々な種類のワクチン開発が行われています。
不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチンは、不活化した新型コロナウイルスの一部やウイルスの一部のタンパクを人體に投與し、それに対して免疫が出來る仕組みです。
メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンは新型コロナウイルスの遺伝情報をそれぞれメッセンジャーRNA、DNAプラスミドとして、あるいは別の無害化したウイルス等に入れて、人に投與するものです。それが、人の細胞に入り、ウイルスのタンパク質を作ることによってウイルスのタンパク質に対して免疫が出來る仕組みです。
https://mitsutomi.jp/covid19-vaccine-19497
中國で使用が認められたのは4種、國內の緊急使用の承認を得たのは3種で、海外で最終段階の第3相(フェーズ3)臨床試験を進めているワクチンも8種あるという。
シノファーム(中國醫薬集団/Sinopharm)
中國國営企業で、中國製として初めて世界保健機関(WHO)に緊急使用が承認されたグローバルワクチン
シノバック・バイオテック(科興控股生物技術/Sinovac Biotech)
もともとインフルエンザ、鳥インフルエンザ、肝炎、日本脳炎、狂犬病などのワクチンを開発生産しており、優れた技術を有するバイオ醫薬品メーカー
その他としては、中國人民解放軍の軍事醫學研究院と共同開発しているカンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)、中國科學院微生物研究所と共同開発しているZFSW(重慶智飛生物)などがあります
歐米大手メーカーファイザー、モデルナー、ビオンテックなどのコロナワクチンは、「mRNAタイプ」ですが、中國では「mRNAタイプ」はまだ実用化されていません。
ちなみにシノファームとシノバックは不活化タイプ、カンシノはウイルスベクタータイプ、ZFSWは組換えタンパクワクチンです。
中國メーカー大手が不活化タイプを選んだ理由は分かりません。しかし、不活化ワクチンは、インフルエンザワクチンなど予防接種で良く使われるタイプであり、感染予防率は低くなりますが、保管溫度が低く設定できるのが特徴です。
また、カンシノのワクチンは、遺伝子組み換え型のウイルスベクターワクチンで、1回接種だけで効果があり、変異ウイルスにも有効と言われています。
コロナワクチンタイプ・接種數・感染予防率・保管溫度
https://mitsutomi.jp/covid19-vaccine-19497
新型コロナウイルスワクチンを比較する時に、どうしても感染予防率ばかりに目がいってしまいます。
しかし、ワクチンといっても、不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンなど様々な種類のワクチンがあり、それぞれ特徴が異なります。
以下に代表的なワクチンタイプをご紹介します。
メッセンジャーRNAワクチン(mRNA)
米ファイザー(Pfizer)・米モデルナ(Moderna)・獨ビオンテック(BioNtech)がこのタイプです。
コロナウイルスの遺伝子を複製したmRNAと呼ばれる人工遺伝子を脂質粒子でコーティングして作ったワクチンです。人工ウイルスと呼ぶ人もいます。mRNAワクチンを投與することで、人體の免疫系が活性化しコロナウイルスがもっているスパイクタンパク質を異物とみなし攻撃する抗體を作ります。
不活化ワクチン(滅活疫苗)
中シノファーム(中國醫薬集団*)・中シノバック(科興控股生物技術)がこのタイプです
感染能力を失わせた(不活化といいます)コロナウイルスを元として作ったワクチンです。ウイルスとしては死んでいるため體の中で増殖しないというメリットがありますが、複數回の接種しなければ抗體ができないという欠點もあります。
代表的な不活化ワクチンとしてインフルエンザワクチン、日本脳炎ワクチンなどがあります。
中國語表記:新冠病毒滅活疫苗
ワクチン開発:*國藥集團(北京生物,成都生物,重慶生物,蘭州生物)
ウイルスベクターワクチン(腺病毒載體疫苗)
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)・中カンシノ(康希諾生物)・英アストラゼネカ(AstraZeneca)・ロシアのスプートニクVがこのタイプです。
ベクターの語源は、ラテン語のVehere「運び屋」です。コロナウイルスに抗體する情報を持った遺伝子を人體に影響がないウイルス(ベクターウイルス)に組み込んで、體內の細胞まで運びます。このワクチンを接種すると體內で新型コロナウイルスの抗原となるたんぱく質が作られ、免疫が構築されます。
組換えタンパクワクチン(重組蛋白疫苗)
米ノババックス(Novavax)、仏サノフィ―(Sanofi)、中ZFSW(重慶智飛生物)がこのタイプです。
大腸菌、酵母、動物細胞などを用いてコロナウイルスの抗原たんぱく質を人工的に作りだし精製してワクチンにします。投與後、抗原たんぱく質が細胞外から取り込まれ、ペプチド(たんぱく質の斷片)に分解されて、抗體が作られます。
生ワクチンと不活化ワクチン
https://www.wakuchin.net/about/type.html#header
ワクチンは、感染の原因となるウイルスや細菌をもとに作られています。
成分の違いから、大きく「生ワクチン」「不活化ワクチン」「トキソイド」に分けられます。
別の種類のワクチンを接種する場合の接種間隔
あらかじめ混合されていない2種類以上のワクチンを別々に接種する場合には、通常生ワクチン(注射剤)接種後に他の生ワクチン(注射剤)を接種する場合は、27日以上の間隔をあけて次のワクチンを接種します。不活化ワクチンや生ワクチン(経口剤)を接種する場合は、接種間隔の制限はありません。
※同じ種類のワクチンを複數回接種する場合は、ワクチンごとに推奨されている接種間隔が定められていますので、そのスケジュールに沿って接種します。
TEL:020-3881-3137(日本語・中國語)
(月曜日~金曜日、9時~18時、法定定休日以外)
TEL:136-7623-5949 秋谷Akiya(24時間可)
http:www.lifepartner.cn
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