初級段階で適度な難易度の文章を多読することは、語感を養うためにも、また多読の習慣をつけるためにも非常に効果的です。
初級者用の教材は基本的に精読用に設計されているので文章そのものが少なく、また細かい解説も入っていたりするので、ついつい精読してしまう恐れがあり、多読には向きません。
要は語彙の難易度が低く、且つ數の少ないものを使用すればいいので、中國人の子供向けの書籍を使用されることをおすすめします。
ネットショップで子供向けの書籍については「兒童讀物ér tóng dú wù」と検索してみて下さいね。
中國學習で毎日テキストばかり勉強してても楽しくありませんし続きません。人間ですから必ずどこかで怠ける時があります。そこで間に挾むのに漫畫はオススメと言えます。
漫畫でしたら絵もあるので中國語を見ただけで意味が想像できます。これが良いか悪いかはそれぞれ一長一短ありますが、サブとしての勉強方法としては漫畫は採用するべきです。
普段から日本の小説を読まない方は中國學習に小説を採用することはやめたほうがいいです。小説には絵がないので場面が想像しにくいです。それにストーリーが理解できなければつまんなく読むのを途中でやめてしまいます。
できれば日本人が書いた小説を翻訳したのより中國人が執筆した小説を読むのがおすすめです。漢流ドラマ好きの皆さん、お気に入りのドラマよ原作本を読んでみませんか。
ネットショップで「電視劇原著小說diàn shì jù yuán zhù xiǎo shuō」と検索してみて下さいね。
サイト內で購入できる原作は全てドラマ化されています。まずドラマを観た後で、再度じっくり原作をお楽しみ下さい。ドラマの內容をしっかり理解出來ているので、小説も無理なく読み進められますよ。
知らない単語に遭遇したら、前後の文や全體の內容から意味を推測するようにしてください。この「推測力」を養うことも単語を覚えることと同じぐらい重要です。
辭書を引く時間を大幅に短縮できると言うのは、時間がいくらあっても足りない語學において非常に大きなアドバンテージとなります。
中國語の小説にご興味がおありの方は漢龍文化講座にご參加下さいね。今回は魯迅の散文集・「朝花夕拾」を読み解きます。また、魯迅の生涯とかつての舊居・魯迅故居もご紹介いたします。
HSK4級レベル以上の方が対象ですが、どなたでもご參加いただけますよ。中國を代表する作家の作品を解説付きで味わうまたとないこの機會をお見逃しなく。