靜岡市の成人式が開かれ、新型コロナウイルスの感染対策として、人を集めず、代表の新成人が誓いのことばを述べる映像が配信されました。
靜岡市の成人式は當初、市內の球場で4300人餘りが出席して開かれる予定でしたが、市は感染拡大を防ぐため、人を集めず、式の映像を配信する形に変更しました。
3日の成人式には実行委員會のメンバーなどおよそ20人だけが出席し、球場の會議室で代表の新成人3人が誓いのことばを述べました。
このうち鈴木大翔さんは「新型コロナウイルスの影響でオンライン授業など生活に大きな影響がありましたが、人とのつながりの強さを再確認できました。未來を思い描き、立派な大人になれるよう努力します」と述べました。
そして式の実行委員長を務めた矢原正信さんが球場のマウンドに立ち、新成人の思いを込めたボールを投げました。
一方、JR靜岡駅前には、式に出席できなかった多くの新成人が用意していた晴れ著姿で集まっていました。
東京から帰省したという新成人の女性は「友達と會えるのはうれしいですが、東京のように感染が広まらないよう、意識も高めなくてはいけないと思います。將來的には中學校や高校で指導できる教員になりたいです」と話していました。
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