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IOCバッハ會長來日 東京オリンピック開催、首相と會談し再確認へ
毎日新聞11/15(日) 14:25配信より引用・抜粋
國際オリンピック委員會(IOC)のトーマス・バッハ會長が15日、東京・羽田空港著のチャーター機で來日しました。16日午前に菅義偉首相と會談し、東京オリンピック・パラリンピックの來夏の開催を目指すことを再確認し、連攜強化を図るとみられています。新型コロナウイルスの影響を受けて3月に、大會の1年延期が決まって以降、バッハ氏の來日は初めてです。
バッハ氏と菅首相は、菅首相が就任後の9月下旬に電話協議し、開催に向けた協力を確認していました。歐米や日本國內で感染が再拡大する中、コロナ対策などで連攜を深めます。
死語の世界
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「死語の世界」です。死語といっても死んだ後という意味ではありません。今日お話しする死語というのは、既に死んでしまった言語、死んでしまった言葉、単語についてです。例えばね、昔はよく使っていたんだけれども、そういえばもう、この時代になって、その言葉を使っている人あんまりいないよね、とか、とっくの昔にそういう表現って廃れたんじゃない?っていうようなものを死語という風に呼んでいます。さあ、それではそんな死語の世界にご案內いたしましょう。
まず「半ドン」はい、これどういう意味か分かりますか?半ドンっていうのはあの、「半分」という言葉の「半」と「ドンタク」っていう言葉の「ドン」をくっつけて一つの単語にしたものなんですね。ドンタクっていうのは調べてみると、オランダ語では、休日とか休みという意味らしいんです。つまり半分の休日っていう意味が「半ドン」なんですね。これ私が小學生ぐらいの時はですね、學校は土曜日は午前中だけの授業で、午後はお休みだったんです。今はね、週休2日ですから土日がお休みですよね。でも昔、午前中だけまだ學校の授業があった時などは「今日は半ドンだね」なんて、そんな言い方をしていました。
またね、お仕事をしている方達なんかも、半日で仕事が終わる時などは「今日は半ドンだね」なんて、こんな言い方をしていたんですね。今は、あの土曜日もみんなお休みになりましたので、えー、段々とそうしたえー、社會のシステムに移行して、この言葉もなくなってきたんでしょうね。ですから今の若い世代の人は、この「半ドン」っていう言葉を聞いても多分何のことだかさっぱり分からないんじゃないかなと思います。でもね、年配の方ですと、まだこの言葉を使っている方もいるようです。
続いての死語は「ナウい」。はい、この「ナウい」っていうのは「ナウ」というのは、今という意味ですよね。NOW英語の Now に「い」をつけて「ナウい」または「今い」なんていう言い方をしていた人もいますけれども、これは、あのですね「*1今っぽい」っていう意味なんですよ。昔はね、そうですね90年代とか、あの*2バブルの時期なんかも、例えば「その洋服ナウいね、どこで買ったの?」とか、こんな使い方をしてたんですよね。ちなみにこの「ナウい」の反対、とってもナウくないという表現は「ダサい」という言葉を使っていました。不思議なもので、今はこの「ナウい」っていう言葉を使っている人は、もういないですね。もし使っていたら「死語だね」ってみんなに言われると思います。でも、ナウいの反対のダサいというのは今でもすごく使われていますね。すっかり定著しました。
じゃあ、この「ナウい」に替わる言葉、現代ではどんなものに置き換えられたんだろうなーってちょっと考えてみたんですが、これはおそらくですね「イケてる」この言葉が「ナウい」に匹敵するんじゃないかと思います。例えばね「その洋服イケてるね!」とか「山田さんて、イケてるよね」とか、ま、センスがいいとか、かっこいいとか、男女共通で使える言葉ですが「イケてる」というのはね、今っぽい、そんな感じです。
このね「ナウい」とちょっと似てるんですけど「トっぽい」っていう言葉もありました。「トっぽい」っていうのは、あの、ちょっとそうですね、おしゃれだねとか、センスがいいねとかそういう意味で使っていた言葉なんですが、この「トッぽい」も今使ってる人いないですね。もし言われても、おそらく意味が分からなくて、褒められてるのか、悪口を言われているのかそれも分からないと思います。
続いての死語「ハンサム」。ハンサムっていう言葉も今使ってる人いないですよね。これは男性に対して、かっこいいという意味なんですけれども、あの、今この「ハンサム」に替わる言葉っていうのは、もう「イケメン」ですよね。はい、「イケメン」。だいぶこれ使われていますけれども「あの人ハンサムだよね」って言われても、意味は分かりますが、ちょっと*3古臭い、古い感じがすると思います。
続いての死語です。「花金」この「花金」っていうのは「花の金曜日」を略した言い方なんですね。あの、金曜日の夜っていうのは次の日のお休みになりますので、みんなね飲みに行ったり、遊びに行ったり、こう、自由な時間を*4堪能して次の日休みだから気分が軽いなぁなんていう風に、*5ウキウキするような感じがあるじゃないですか。そういうのを描寫して「花の金曜日」、華々しい、ね、みんながあの、すごくウキウキして楽しい気持ちになっている金曜日っていうような意味で使っていたんです。だから會社などでも金曜日のあの、退勤の時間になると「今日は花金だから、ちょっとどっかで飲んで帰る?」とか、そんな使い方をしていたんですよね。でもこのね「花金」という言葉を現在ではもう使ってないですね。
続いての死語です。「銀ブラ」。この「銀ブラ」っていうのは、銀座、東京の銀座ですね。銀座を*6ブラブラするの略で「銀ブラ」という言い方をしています。これはもう昭和の時代に、その銀座っていう場所はですね、東京の中でもちょっと特殊な場所で、あの、すごくおしゃれなね、街の代表という感じだったんです。ですから、銀座をなんとなく、ま、目的もなくブラブラ歩いたり、銀座で買い物をしたりすることを「銀ブラ」っていう言い方をしましたが、この「銀ブラ」をする事が大変あの、おしゃれなね、みんなの憧れの行動だった時代があるんですね。今はもう「銀ブラ」という言葉そのものがなくなりましたし、その、銀座の街のその雰囲気もずいぶんと変わりました。今は、現代の人たちはね、どこをブラブラする「どこブラ」が人気があるんでしょうかね。ちょっとその辺はよく分かりませんけれども、こんな言葉もありました。
さあ、次は最後になりますね。「ルンルン」。はい、これはあの「今度の日曜日デートだからルンルンなんだ」とか、何かすごくこう嬉しい、ワクワクする、すごく期待しているっていうような心情を表す時の言葉なんです。このね「ルンルン」も使わないですね。もし使っている人がいたら、本當にあの、年代がかなり上の方じゃないかなって思うんですが。あの、わざとね「私、今日ルンルンなんだ!」って使ったら、みんなから多分「もう、それ死語じゃない?」っていう風に悽い*7突っ込まれると思うんですけど。
まだまだこの死語ってね、たくさんあるんですよ。おそらくね、あの、どこの國にもそういうのってあるんじゃないかなって思いますけれども、言葉は生き物ですので、生まれては消え、生まれては消えしていく中で、ずっと殘っていくっていうものもありますし、本來の意味を外れて全く違った意味になって使われているものなどもありますよね。とても面白いと思います。今現在、みんなが普通に使っている言葉も、何年か経てば「それって死語じゃない!」っていう風に言われるようになるかもしれませんね。恐ろしい死語の世界です。トークコーナー、今日のテーマは「死語の世界」でした。
*1今(いま)っぽい=時髦
*2バブルの時期(じき)=泡沫經濟時代
*3古臭(ふるくさ)い=「古い」的強調的說法
*4堪能(たんのう)=十分滿足
*5ウキウキする=心裡高興,喜不自禁
*6ブラブラする=溜達溜達
*7突(つ)っ込(こ)まれる=被指出,被指摘