「中國の変化は速い。このスピード感、まるでベルギーサッカー代表の高速カウンターのようだ」
by 広東調査隊 Y
というように、新しいものが続々登場する中國
そこで、今回はここ半年前からと流行りだしたあのスイーツに焦點を當て
調査したいと思う。
それは・・・
「抹茶」
ということで調査隊メンバーは
深センの「海岸城」にある抹茶専門店「無邪 海岸城店」に行ってきた
外観は、木造家屋を意識した、障子と瓦と木を表現した造り
「宇治茶」の暖簾と、日本風の外観が京都を思い起こさせる
訪れたのは平日の15時
店內はほぼ満席で、女性客が9割
キャッチコピーなのか
あちこちに「古き京都を販売」と日本語で書いてある
ちょっとおかしな日本語だが、言わんとすることは伝わる
いわゆる中國アルアルだ
メニュー表は全て寫真付きで分かりやすい。
飲み物はもちろん、アイスクリーム、パフェやケーキも充実している
注文したメニューはこれ
右上から時計回りに
「八天堂巴菲」(42元)、「上野公園」(35元)、「薄茶」(32元)
●「八天堂巴菲」(42元)
抹茶プリン、白玉団子、抹茶アイスクリームなど8種の具材から成るパフェ
抹茶の風味がはっきりと際立ち、見た目も食べ応えも良い
美味しいが、42元は高い!と感じた
●「上野公園」(35元)
訪れたのは7月上旬だったが、この時期に「桜まつり」と表して
桜メニューを限定販売していた。
ちょっと季節外れであるが限定ものに弱い調査隊員は、つい注文してしまう
こちらの商品、ネーミングがgood
上野公園で団子に桜といえば、花見以外に何が連想できようか!!
ロールケーキはとてもきれいに作られている
きれいなピンク色の皮は桜味を表現しているはずだと思われるが、
風味は弱く、散り終わった桜をイメージしてしまった
中のクリームは甘すぎず食べやすい
上にかかっているチーズクリームの塩気がアクセントになっている
団子は白玉団子。わずかに甘い
●「薄茶」(32元)
常溫の抹茶。名前の通り、薄味で苦みの弱い抹茶だった
クセがなく飲みやすい
このほかにも30cmもある長い抹茶ソフトクリーム(28元)なども販売していて、食べにくそうだが、発想は面白い。
今後も季節の新メニュー展開に期待だ。
住所
文心6路潮流広場OKmall 2階13號
地下鉄「後海」駅D1出口より130m