《三省堂國語辭典》的解說一般是最好理解的
不過《大辭林》和《新明解》好像更嚴謹一些。
核心詞彙、語法梳理
上 もの も ない を
で(格助詞)
で(接続詞)
に(性質狀態的對象)
として
觸れる 気楽 流す 流れる
長句子的閱讀方法1
長句子的閱讀方法2
長句子的閱讀方法3
中級日語思維導圖
『新明解國語辭典4』
⁑みる
一【見る・《覧る・《観る・《看る・診る・《視る】① (他上一)
㊀〈(どこニ)なにヲ━/なにデなにヲ━〉目を対象に向けて、その存在・形・様子を自分で確かめる。
「目マのあたり(に)━」
「━ともなく━」
「見た目〔=感じ〕がいい」
「見た所〔=ⓐちょっと見た限りでは。ⓑ外から見た様子では〕、なんの奇も無い」
「野球を━〔=見物する〕」
「本を━〔=ⓐながめる。ⓑ內容を(軽く)読む〕」
「━〔=そのまま見ている〕に忍びない」
「日の目を━〔=→日の目〕」
「見て見ぬふり(をする)」
㊁〈(どこニ)なにヲ━/なにデなにヲ━〉物事の狀態を△調査(観察・判斷・評価)する。
「△折(顔色・相手・出方)を━」
「経過を━」
「━目が変わる」
「しばらく様子を━」
「患者を━〔=診察する〕」
「運勢を━〔=佔う〕」
「人を━〔=どういう人柄であるかなどを見通す〕目が有る」
「私の━所では」
「出來ないものと━〔=推定する〕」
「たとえ十日かかると見ても〔=仮定しても〕」
「疲労の色が見られる〔=第三者にも観察される〕」
「△警戒の(長い)目で━」
「事態を重く━」
「眾目の━所」
㊂〈なにヲ━〉複雑な事柄の処理や世話などを、責任をもってする。
「△事務(政務・あと・子供の勉強・めんどう)を━」
㊃〈なにヲ━〉好ましくない狀況に実際に出あう。
「△ばか(うき目)を━」
㊄〈なにヲ━〉そういう場面を実際に経験する。
「史上まれに━」
「△類(例・先例)を見ない」
㊅〈なにヲ━〉新たな狀況を迎える。…するに至る。
「△完成(意見の一致・解決・実現)を━」
【─影も無い】
昔のりっぱな姿とは見違えるほど、みじめだ。
【今に見ろ】
現在は自分をばかにしているが、その考えのまちがっていることは將來すぐ分かるだろう。〔「見ていろ」とも言う〕
【それ見たことか】
以前 自分の言ったことを無視しなければよかった、と思い知ったことだろう。【血を─】
二(補動・上一型)
㊀〔解決を期待して〕とにかく その事をする。
「食べて━」
「考えてもみろ」
㊁実際に…の狀況に出あう。
「いざ、會って━と何も言えない」
「起きてみたらだれも居なかった」
「親にしてみれば無理も無い話だ」
『大辭林4』
みる[1]【見る】(動マ上一)文マ上一
一
①視覚によって、物の形・色・様子などを知覚する。「建物を正面からみる」「みたことのない鳥がいる」「不正をみてみないふりをする」「みるからに強そうな男」「しばらくみないうちにずいぶん変わった」「みるも無殘な最期」
②(「観る」とも書く)風景などを、そこへ出かけていって楽しむ。見物する。「桜をみに行く」
③(「観る」とも書く)芝居や映畫、スポーツの試合などを鑑賞する。「まだ歌舞伎をみたことがない」「內野席で野球をみる」
④文字・図などによって表されている內容を理解する。「朝刊はまだみていない」「心電図をみる」
⑤存在を確認する。認める。ある。「みられる」の形で用いることが多い。「まれにみる秀才」「昔の農家に多くみられる間取り」
⑥判斷を下すために、物事の狀態などを調べる。「雲をみる」「相手の出方をみる」「様子をみる」「味をみる」「湯かげんをみる」
⑦
㋐判斷する。評価する。「世間を甘くみる」「人をみて法を説く」
㋑(「診る」とも書く)醫者が體の様子を調べ、健康狀態を判斷する。診斷する。「患者をみる」
㋒うらなう。「手相をみる」
㋓鑑定する。「彼がみて一休の書というのだから確かだろう」
㋔(「…からみて」などの形で)その立場に立って判斷することを表す。…からいうと。「私からみるとどっちもどっちだ」「全體としてみればよくできている」
㋕(「…にみる」の形で)ある限られた範囲を対象として結果・結論を導く。「流行歌にみる世相」「若者にみる敬語意識」
⑧(「看る」とも書く)悪い事態にならないよう、気を配って世話をする。「買い物に行っている間、この子をみていて下さい」「入院中の親の面倒をみる」「かの御かはりにみ奉らむ/源氏物語玉鬘」
⑨責任をもって指導・助言をする。「息子の勉強をみてもらう」「子會社の経理もみることになった」
⑩好ましくないことを身に受ける。経験する。「失敗の憂き目をみる」「馬鹿をみる」「痛い目をみる」
⑪動作・作用が実現する。「完成をみる」「なかなか意見の一致をみない」
⑫會う。特に、異性と會う。また、男女の交わりをする。「今はみきとなかけそ/源氏物語帚木」
⑬夫婦として暮らす。「さやうならむ人をこそみめ/源氏物語桐壺」
二(補助動詞)
①動詞の連用形に助詞「て(で)」を添えた形に付いて用いられる。
㋐(意志動詞に付いて)ある動作を試みにする意を表す。ためしに…する。「ノートに要旨を書いてみる」「旅行にでも行ってみたくなった」「ちょっとつまんでみる」
㋑(無意志動詞にも付いて、「…てみると」 「…てみれば」 「…てみろ」などの形で用いられる)その運動がなされることを條件として、結果として新しい事態や認識が起こることを表す。「なるほど、そう言われてみれば、本當にそうだ」「気がついてみると、すっかり人通りがとだえていた」