1-3月まで放送された松たか子主演のドラマ「カルテット」はネット上で大きな議論を呼んだ。4月初めに日本の春ドラマの放送がスタートし、定番のミステリーものもあれば、女子力アップを目指す女性を描くドラマもある。あなたが選ぶのはどのドラマだろうか?
理系女子の逆襲 女子力アップとコーディネートが見所
日本のネットユーザーから最も期待するドラマとして投票で選ばれたのは、桐谷美玲と水川あさみが共演する「人は見た目が100パーセント」。「一応服は著ているから」、「お風呂には入っているから」と自分に言い訳をしてきたマジメで優秀な研究員が、社會でいう普通の女性とはどんどん離れていくことに気づき、このままではいけないと、「美」の特別研究を始めていくというストーリー。
同ドラマのテーマはストレートで極端なため、自然とネット上で論議を巻き起こしている。そして、ドラマの中で出てくるメイクのテクニックや服のコーディネートなど、「女子力」アップの方法は、中國でも必ず注目の的となるだろう。
桐谷美玲は、「顔面偏差値」の高いことで知られ、「世界で最も美しい顔トップ100」に何度もランクインし、昨年夏には月9の「好きな人がいること」で、今最も旬の俳優・山﨑賢人と共演した。桐谷美玲が出演したドラマはこれまで視聴率がそれほど高くなかった。しかし、同じ事務所の堀北真希が芸能界を電撃引退したのをきっかけに、事務所は稼ぎ頭となる「ポスト堀北真希」として桐谷美玲にさらに期待を寄せているのは明らかだ。また、水川あさみはこれまでさわやかな役どころが多く、最近はネットドラマ「東京女子図鑑」に出演して中國でも注目を集めた。日本の春ドラマでは、誰が目を見張るようなパフォーマンスを見せてくれるのだろう?
「嵐」の相葉雅紀が「月9」の救世主になるか
フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ(通稱「月9」)は、フジテレビの看板ドラマ枠で、數十年にわたって高視聴率を記録してきた。中國でも人気になった「東京ラブストーリー」や「101回目のプロポーズ」、「一つ屋根の下」、「ラブジェネレーション」なども「月9」だ。しかし、21世紀に入って、「月9ブランド」は少しずつ崩壊し、昨年はその平均視聴率がついに一桁臺にまで落ち込んだ。
例えば、昨年の冬に放送された「突然ですが、明日結婚します」の初回の視聴率は8.5%にとどまった。少女系漫畫のドラマ化とあり、若い視聴者を取り込むことができると期待されたものの、視聴率は多くの人をがっかりさせるものだった。
そのため、フジテレビは今年、大膽な対策を講じ、「貴族探偵」に人気アイドルグループ嵐の相葉雅紀と人気女優の武井咲を抜擢した。そのテーマは、日本人が最も好きな「ミステリー」、「推理」、「探偵」だ。
「嵐」のメンバーが主演するドラマは、どれも高視聴率を殘し、その人気は一度も衰えたことがない。相葉雅紀が前回出演した月9は、ちょうど2年前の「ようこそ、わが家へ」にまで遡る。同ドラマは、史上最も怖い雰囲気の月9と言われたが、「貴族探偵」はそのドラマと同じクリエーターだ。
日本のネットユーザーが最も期待する春のドラマのうち、「貴族探偵」は5位にとどまっているものの、「一桁臺の視聴率」を脫出する見込みは十分にある。なぜなら、フジテレビは、13年ぶりの月9出演となる仲間由紀恵、15年ぶりの月9出演となる井川遙、中山美穂などの豪華キャストを抜擢しているからだ。(文:張瑾)
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