宮城県みやぎけんの女川港おながわこうには毎年まいとし秋あきになると、さんまをとった船ふねがたくさん集あつまります。ことしの漁りょうは先週せんしゅうから始はじまっていますが、14日じゅうよっかに港みなとに戻もどった船ふねは1隻せきだけでした。
女川港おながわこうのさんまは最近さいきん少すくなくなっていて、去年きょねんはおととしの半分はんぶん以下いかでした。市場いちばの人ひとは、日本にっぽんの近ちかくの海うみの溫度おんどが高たかかったり、さんまをとる外國がいこくの船ふねが増ふえたりしたため、さんまが日本にっぽんの近ちかくに來こなくなっていると言いっています。このため、さんまをとる船ふねは今いままでより遠とおくに行いかなければなりません。
14日じゅうよっかに女川港おながわこうに戻もどってきた船ふねも、前まえより3倍ばい遠とおい所ところまで行いっていました。そして、ことしは臺風たいふうがたくさん來きたため、漁りょうに行いったのは5回かいだけです。この船ふねの淺野あさの正二しょうじさんは「さんまの漁りょうは毎年まいとし大変たいへんになっていますが、頑張がんばってみなさんにたくさん屆とどけたいです」と話はなしていました。