中國バスケットボール協會の公式アプリが今日、正式に登場した。そして、注目される今後の中國バスケットボール界の発展に関して、元プロバスケットボール選手で中國バスケットボール協會主席の姚明がインタビューに応じて語った。
圖片來源: 東方網日文版
姚明は中國バスケ界の伝説的選手である。2002年のドラフト全體の1位指名を受け、NBAのヒューストン·ロケッツで活動。長身を生かしたポストプレーと豪快なブロックショットで活躍し、チームを支えた。2017年には中國バスケットボール協會の主席に就任した。
中國バスケ界において一番注目されているのは、「次の姚明のような強い選手はどこにいるのか」である。姚明はこれに対して、「実は選手より私がもっと関心を持っているのは、若いバスケ監督の活躍と発展である」と述べた。
姚明は、「優秀なコーチが1人いればたくさんの優秀な選手を育てることが可能なので、中國にとって監督の育成は非常に重要なことだ」と述べた。
また、「中國バスケの発展には社會全員の力が必要である」との考えを述べ、「ビッグデータの分析、バスケ情報のデジタル化など各分野の人材がバスケットボール業界に取り込んでほしい」と語った。
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ここ數年間、バスケットボールの世界は大きく変化している。アジアで日本、韓國などの優秀な選手も活躍しているいっぽう、中國バスケは新舊交代に直面している。姚明は、「ここ數年、楊舒予や張鎮麟など若い選手が成長してきた。最近のワールドカップ2023アジア地區予選では日本代表に優勝した試合で、若い選手がいいパフォーマンスを見せた」と述べた。
そして、「中國バスケはこれからより広いプラットフォームを築くことが必要だ。もっと多くのバスケ関係者に先進な理念を伝え、発展のチャンスを與えることで、中國バスケの全體的な発展を促進したい」と期待を表明した。
今月3日に映畫「古董局中局(Schemes In Antiques)」が封切られ、今年の正月映畫合戦が幕を開けた。10日時點で、今月中に37作品が封切られる予定となっている。今年の正月映畫を細かくチェックしてみると、見る人をほっこりさせるようなユーモラスなコメディ映畫が非常に少なく、そのジャンルはバラエティに富むようになっていることが分かる。
圖片來源: 人民網
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1997年12月24日に、馮小剛(フォン・シャオガン)監督による映畫「甲方乙方(夢の請負人)」が公開され、中國大陸部の正月映畫の先駆けとなった。それから現在に至るまでの24年間、年末年始に合わせてたくさんの映畫が公開されてきた。その期間中、張芸謀(チャン・イーモウ)監督や姜文(チアン・ウェン)監督、馮小剛監督、周星馳(チャウ・シンチー)監督といった映畫監督が話題作を正月映畫として公開するようになり、正月映畫の興行収入が年間興行収入の3分の1を佔めるという、輝かしい時代が作られた。
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従來の正月映畫は、中國國産映畫がメインで、大作や見どころ満載のコメディが興行収入ランキングの上位を佔めてきた。馮小剛監督の作品を映畫館で見て、思いっきり笑ったり、笑いながら感動して、心をほっこりさせたりして、1年の疲れを癒すというのが、多くの人の正月の恆例行事となってきた。また、徐崢(シュウ・チェン)監督の「人再囧途之泰囧(ロスト・イン・タイランド)」、成龍(ジャッキー・チェン)のカンフーコメディ、周星馳監督のドタバタコメディ映畫も、正月映畫として大ヒットし、多くの人を映畫館に惹きつけてきた。
しかし、近年は、正月映畫の興行収入が低迷するようになり、家族で一緒に見てお祝いムードを楽しむのにより適している春節(舊正月)映畫に対する注目が高まるようになっている。そのため、春節映畫と正月映畫の立場が逆転し、大作や話題作は春節に合わせて封切られようになっている。
11月30日の時點で、中國の今年の映畫興行収入は442億8100萬元(1元は約17.9円)に達した。つまり12月の正月映畫の興行成績次第で、中國の今年の映畫興行収入が500億元の大臺を突破できるかが決まるということだ。新型コロナウイルスのパンデミックが世界の映畫界に悪影響を及ぼし続けている中、中國の映畫界は迅速に回復し、奇跡を起こし続けている。
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12月に公開される映畫の公開日はバラバラで、17日には「誤殺2(Sheep Without a Shepherd 2)」が、24日以降は、「平原上的火焰(Moses On The Plain)」など13作品が続々と公開されることになっている。31日には「反貪風暴5:最終章 (G Storm)」、「以年為単位的戀愛」、「李茂換太子」、「忠犬八公」といった作品が一気に公開され、「今年の正月映畫の中で、最も熾烈な競爭が繰り広げられる日」との聲も上がっている。しかし、どの作品にもそれぞれ見所があり、最終的にどの作品が頭一つ抜け出すかは、ふたを開けるまで分からない。