習ったことがある漢字でも、組み合わせ次第で読み方がさっぱり分からないことってありますよね。たとえば、「直向き」「中る」「予て」「各戸」など。どれも簡単な漢字だし、読み方を聞けば誰もが知っている言葉なのに、漢字のままだとなかなか読めないもの。そんな「読めそうで意外と読めない漢字」、本日のクイズはこちら!
「百日紅」。こちらの日本語、なんと読むか分かりますか?もちろん「ひゃくにちこう」ではありません。この日本語は、とある植物の名前です。あなたもきっと聞いたことがある植物ですよ♪ヒントとして、言葉の意味を調べてみましょう。小學館デジタル大辭泉によると、「百日紅」の意味は次のとおりです。「ミソハギ科の落葉高木。高さ3~7メートル。幹は薄い紅紫色で皮ははげやすく、跡が白くなり、滑らか。葉は楕円形。夏から秋にかけて、しわの多い紅・淡紫・白などの6花弁をつける。中國の原産で、観賞用に栽培される」
千屈菜科,落葉喬木
公園や小學校の校庭などに植えられていることが多いため、無意識のうちに見ている人が多いはず。ちなみにこの植物の名前は「幹の表面がつるつるしていること」から付けられたと言われ、読み方は5文字で「○○○○○」です。…なんとなく、読み方が想像できましたか?
公園和小學校園常有種植,應該有很多人無意中看到過。順便一提的是這個植物名字由來:樹枝幹表面光滑,讀音有五個音節。
大家能猜到嗎?
正解を見てみましょう!「百日紅」の読み方、正解は「さるすべり」でした♪幹がつるつるしているため、木登りが得意な猿でも滑ってしまう…という逸話から名付けられた、さるすべり。「百日紅」という漢字は中國から來たもので、花の紅い色が長続きすることが由來と言われています。
樹枝幹滑溜,連擅長爬樹的猴子都會滑倒,所以讀音是さる(猴子)+すべり(滑倒),而百日紅是來自中文的漢字名稱,據說是因為花開紅色持續時間很長。
ちなみに「千日紅」という植物もありますが、こちらはストレートに「せんにちこう」と読みます。日本語ってなかなか奧が深いですね。
還有另外一種植物叫千日紅,直接按音讀成「せんにちこう」。
日語真是很奇妙
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